みなさま、こんばんは。 しあわせ家リフォーム担当のミヤギです。
長野市のKさまのお住まいにて、床の修繕工事をさせていただきました。
家具の搬入時に、残念なことに運送屋さんによって付けられてしまった傷です。
Kさまの心中を想うと、しっかりと直したいです。
無垢材のフローリングでしたので、水と熱で木を膨らますやり方で
修繕できることもあるのですが、今回は、かなり深い傷でしたので、
その方法では、無理な様子でした。
また、床材を張り替えるにも、傷の位置が作業を行なうには少し困難な箇所であったり、
お住まいになられている中で、床を張り替える工事をすることは
生活に支障が出てしまうなど、あまり現実的ではありませんでした。
なので、今回は、修繕の専門業者さんにお願いして直すことにしました。
木の節目が特徴のパインのフローリングでしたので、検討した結果、
フローリングの傷の部分だけ切り取り、そこに節を新たにつくることになりました。
彫刻刀で、傷の部分を取り除きました。
そこに新しく木の節を移植します。
移植の後は、着色等をして、既存の床と馴染ませます。
そして、完成です。
完成後の床です。 新しい節が出来上がりました。
傷のあった位置が、どこなのか判らないで見る分には、
ほとんど違和感の無い仕上がりになりました。
よかったです。
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