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2019.03.03【解説】地盤が悪いとどうなるのか?地盤補強、地盤改良、地盤沈下

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Shiawaseya-【解説】地盤が悪いとどうなるのか?地盤補強、地盤改良、地盤沈下

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実例 地盤が悪いとこうなる!家が傾く、沈む、歪む、沈下する


こんにちは。

【解説】とか書くとなんか物々しいですね(笑)

気が向いた時に書いてみます。

・・・で、↑の写真。

なんかおかしいって、気がつきます??

・・・

・・・・

・・・・・

・・・・・・

分かりました??

 

分かんない???

 

じゃ、これでは?


さすがに分かりますよね(笑)

そう、この家、右側が沈んじゃってるんですよ。

なので、本来直角であるはずの所が直角じゃなくなっているんです。

ここに立つと、なんか忍者屋敷にいるようですよ。

平衡感覚が狂ってちょっと気持ち悪いです。

 

実はここ、私の実家(笑)

つまり住宅会社の社長の家が傾いているんだから、ちょっと笑えない話なんですが・・・

でもね、この家が出来た40年前の意識って、そんなもんだったんですよね。

会長(オヤジ)にあとで聞きましたら、

たまたま家を建てる予定の一部を掘ったらすっごくいい土が出たんだとか。

なので、こりゃいいわとほじくり返して、

お客様のお家の庭土に敷いてあげちゃったとか・・・

まぁ会長って人は息子の私が言うのもなんですけど、

底抜けに人がいいタイプなんですよね。

なのである意味、あの人らしいエピソードなんですけど・・・(汗)

 

他にも私、すごい事例見てますが、

もう明らかに傾いているのが見て分かるぐらい。

そのエリアってレンコンつくってるぐらい地盤が悪いのに

(注:レンコンって沼地みたいな所でつくられます)

もともと田んぼだった所を1m以上の高さで埋め立てて、

そのまますぐ家を建てちゃったんだそうで。

そりゃ傾かない方がおかしいわ・・・

 

 

現在では地盤が良くても地盤が悪くても、地盤調査をするのが当たり前

現在ではそんなことは基本的に出来ないようになってますね。

「地盤調査」というのを事実上しないわけにはいかない仕組みになってます。

義務にはなってないんだけど、設計をする人は地盤のことも考慮して設計すること、という法律が出来てます。

考慮しろってことは、どうなってるか具体的に資料なりがないとダメなわけですよ。

で、結果的に地盤調査をする事になるわけです。

 

 

この土地は地盤が良いのか悪いのか?地盤改良工事、地盤補強工事が必要なのか?

良く聞かれることなんですが、

この土地に家を建てたら必ず地盤改良工事をしなきゃならないのか?

(↑の写真のようにならないために地盤の補強をすること)

土地を買う人にとっては、そこ心配ですよね?

でも、正直に言うと、分からないんです。

地盤改良工事が必要かどうかは

その土地の

・どの位置に

・どんな建物を

建てるかが決まらないと、調査出来ないんです。

ってことは、設計がある程度決まらないと調査も出来ない、

だから資金計画も確定しないってことなんですね、厳密には。

まぁ、たまに予備調査として様子見に調査することもありますけどね。

でもその予備調査と同じ結果がでるかどうかは分からないんですよ。

(私の経験では、結構な確率で結果がひっくり返りました)

ヤバそうだな・・・という時には、地盤改良工事が必要になると思ってて、

その金額も資金計画に入れておくのがいいと思います。

 

地盤改良工事にはいくつかのやり方がありますが、

一長一短なので、興味のある人は調べて下さいな(笑)

 

あ、あとですね・・・

正直、地盤調査って、ちょっとアバウトなところがあるんです。

住宅で一般的に行う地盤調査方法もいくつかありますが、

どっちにしても、実際に穴を掘って土のサンプル採取するとかの

詳細な分析をしているわけではありません。

あくまでも簡易的な調査なんです。

なので、そのデータをどう読むかによって、

地盤改良工事が必要かどうかの判断は変わっちゃうんですね。

そういう性質のものなんです。

なんて言うんですかね、お医者さんの診断に似てますね。

なので、セカンドオピニオンみたいなことをする時もたまにあるようです。

これについては個人的にちょっと微妙だなと思ってますが・・・

ある調査会社は地盤悪いって言ってるけど、

他に聞いたら大丈夫だって言うからそっちを信じる、ってことなので。

ちょっと微妙でしょ?

でもまぁ、その「大丈夫」っていう判断結果に「保証」がついてきますので、一応OKにしていますが。

大丈夫って言うから家建てたのに傾いちゃった!もしそうなったら保証してくれるよ、という意味ですね。

なかなか判断が難しいところですね。

 

 

地盤が悪いとき、地盤改良工事、地盤補強工事はいくらぐらいかかるのか?費用、資金計画

あ、あと良く聞かれるのが、いくらぐらいかかるか?

私が出した最高の地盤改良工事金額は320万でした。

それだけが飛び抜けて高かったけど(笑)

一般的には60万~、悪いところで150万くらいかな、と思ってます。

あ、これ30坪前半の家を建てるぐらいの時ね。

家が大きくなればもっと高くなりますよ、当然。

 

また、建て替えの人はちょっと注意して置いて欲しいことが・・・

今までなーんも問題なくその家で暮らしていたのに、

同じ所に建て替えようとしたら「地盤改良工事が必要です」って言われることがあります。

これ、けっこうモヤモヤするんですよね~。

今まで大丈夫だったじゃん!!って。

だけど、それが今の世の中なんだと諦めてもらうしかないかなぁ・・・(汗)

で、地盤調査って解体が終わった後じゃないと出来ない事が多いんですよね。

なので余計にモヤモヤするかも。

 

地盤が良いか悪いかを見分ける方法は?

なんとなく地盤が良い悪いを見分ける方法はないのか??

ザックリ言いますと、地名でなんとなく分かります。

よく言う話ですが、水にまつわる地名はヤバイです。

長野市内で言うなら、

赤沼、長沼、長池、瀬原田、、、とかね。

「さんずい」がヤバイ。

(あ、でも基本的に長野市内平地はそんなに良くないです)

須坂市で言うなら、線路より上はだいたい大丈夫。

線路より下はけっこうヤバイ。

みたいなイメージでしょうか。

お役に立てば何よりです。

 

追伸

このブログは2019年3月に書いたものを2021年8月に加筆して再アップしています。