おかげさまで創業110年
しあわせや 田尻木材株式会社 四代目半の田尻でございます。
最近いい歳をしてこの曲に(というよりはこのMVに)キュンキュンしまくってます・・・(汗)
いや、「キュンキュン」ってオッサンが使うとこんなに気色悪い言葉になるのか・・・ごめんなさいぃ~
でもまぁ、ある夜、晩酌しながらたまたま何かの拍子に見たこのMVに魅了されてしまい、
それ以来1週間以上ヘビロテしてるのでした。
そのMVとは、これ。
曲もなんか好きな感じではありますけど、
それよりその曲と、その背景に流れる映像のストーリーにオッサンは釘付けになっているのです!!
ここから先はネタバレになるので、よかったらMVを1回見てから読み進めて下さいませ。
別に女のコがかわいかったから釘付け、、とかじゃないですからね!
(ただしかなり好きなタイプではありますが笑)
このストーリー。
失恋→女のコやさぐれ→やさぐれてみたものの無理してるから居場所がない
→ちょっとしたピンチ→片想いの男が救いに行き連れ出す→ハッピーエンドへまっしぐら!
なんだなんだこのストーリーは??
昭和だぞ!?
救いに行っちゃうところとか、ドレス投げ捨てちゃうところとか、
なんだよなんだよ、昔っからのベタな恋愛ストーリーやってるじゃないですか。
みたいなことを書き出すと長くなるので、まぁこの辺にしておいて。
さて。
これを見て思ったこと。
音楽と、その背景に流れる映像のストーリーがいい感じに絡み合って、
しかもそれがもう、これでもか!!っていう位の鉄板ベタベタ恋愛ストーリー。
でも鉄板ってコトは、裏を返すと「共感度が高い」そしてつまり「みんな好き」ってコトだと思うんですよね。
(もちろん全員ではないけど、確率的に言うならね)
音楽って、特にこうしたラブソングって、
その詩の意味そのものやメロディに込められている意味もそうですが、
歌い手の声、表情、様々な演出がそこに加わって醸し出す「ストーリー」がものすごく大事だと思うんです。
単純にスピーカーからその楽曲が耳に流れてきただけの時と、
映像や、聞き手が持つ様々な印象感情が加わることで、
更にパワーアップしたストーリーを持って聞き手の五感に入ってきた時とでは、
まったく人に与える感動は違うと思うんですよね。
家づくりってのは、直球で言うなら「家をつくる」これから家族が暮らすための巣づくりですよ。
時期になるとツバメがどこかからやってきて勝手に巣をこしらえていきますが、
ツバメは本能で巣づくりしてるだけで、そこに思いなんてものはありません。(たぶん・・・)
これって、ラブソングが単純にスピーカーから流れてきたのを初めて聞いたときのレベルだと思うんです。
あ、いいね、とは思うかもしれないけど、あんまり深くない。
でも、その巣づくりに、
家族でいろいろ話し合った想い出や、祈念梁に落書きをしてみたこと、
上棟している最中、その祈念梁が天高く舞い上がっていくのを下から眺めたときの感動、
完成してきた家に初めて入り、照明を点灯してみたときのあの感覚。
それはMVだったり、ライブだったりで曲を聴いたときのように、
単純に耳だけではなく、他のいろんな想いや刺激がそこに加わって、まったく別のモノになっていると思うんですよね。
それをさっき「ストーリー」って言葉にしましたが、なんとなく伝わりますでしょうか?
しあわせやのスタッフたちは、「家をつくる体験も私たちの商品」という感覚があります。
それは家という曲をただスピーカーから流すのではなく、
お客様の様々な家づくりの最中の思いが加わって、さながらそれがムービーのようにフラッシュバックしながら、
自分がたどってきた家づくりのストーリーを聴いていただく。
そんな家づくりが出来たらしあわせせなんじゃないか。
私たちが目指している家づくりは、そういう家づくりなんだよね、って、
私は思うんですよね。
例え方が下手で上手く伝わらなかったかもしれませんけど、
なにかを感じていただけたら、嬉しいです。
今日も、
しあわせは、いつもの中にある。