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BLOGしあわせブログ

2021.10.04【座右の銘】住は聖職なり

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Shiawaseya-【座右の銘】住は聖職なり

おかげさまで創業110年

しあわせや 田尻木材株式会社 四代目半の田尻でございます。

ここ数日、ちょっと思うところあって夜のお酒を控えめにしていました。

(禁酒はしてない笑 減らしただけ。缶ビール1本程度)

そして昨日、缶ビールで350と500を呑んだら、妙に酔った氣がしました。

すごく経済的な身体になったようなので、今日はしっかりお酒を楽しみます!

(・・・・・・・)

 

 

『住は聖職なり』

 

この言葉は、旧トステム(株)の創業者、潮田健次郎氏が大切にしていた言葉です。

(トステムは、現在のLIXIL・・・リクシルのことです)

私もLIXILのとある会に加盟したとき、この言葉が書かれた額をプレゼントされました。

今から20年以上前の話です。

当時の私にはこの言葉の重みがよく分からず、

いただいた額はどこにどうなっているのかも分からない始末。

失敗したな、と思っています。

(ダメじゃん!)

 

 

 

 

この「住は聖職なり」という言葉の解説?として、こんな言葉が添えられています。

 

住宅は人が造る最高の商品である。
人は住宅で育ち、住宅で愛を育み、住宅で憩い、住宅で余生をおくる。

住宅は人生最大の買い物であり、最大の財産である。

故に住を聖職とする者は努力して新知識を学び、技術を学び、
誠心誠意仕事を行い、良い家を造ることを喜びとする者でなければならない。

 

・・・家を建てる側の皆さんからするとどう見えるのか分かりませんが、

今の私からすると、ズシンと腹に落ちる言葉です。

お客様にとっての家づくりの意味の重大さを、

私たち家づくりに携わる者に再認識させ、

そしてそれを讃え、真摯に志事をするように戒めています。

とても素晴らしい言葉だと思います。

 

 

 

 

20年前にはわからなかったこの言葉の意味、今の私にはよく分かります。

今でも家づくりの最前線にはいるのですが、

単純に「家をつくる」というだけではなく、経営者としての仕事が増えてきました。

(そんなに多くはありませんが、設計担当としてお客様の家づくりをしています)

 

経営者、として家づくりをもう少し広い視点で見てみると、

家づくりの裏側とか、世の中の仕組みとか、

いい部分だけではない、ちょっと見たくない部分ってのも見えてきました。

 

私はわりとそういうのが苦手と言いますか、

調子よくうまいことやっちゃいましょう的なノリがあまり得意ではないため

(つまりドンくさいんですよ笑)

経営のテクニックとして必要な部分は学びましたが、

なんか少しずつ業界のそういう

「売り上げ伸ばしましょう」

「会社を大きくしましょう」

的な流れから離れていったのですが、

その結果、わりと「他の会社となんかちょっと違いますね」と言われることが多くなりました。

いいことなのかどうか分かりませんが・・・

 

 

 

 

潮田氏は日本最大のサッシメーカーを一代で作り上げた人ですから、

当然、私レベルで見えていたことなんか分かっていたし、それ以上のコトを見ていたのでしょう。

それはきっと、私に見えているどころではない、もっと見たくないこともたくさんあったと思います。

それだからこそ、この「住は聖職なり」という言葉を、

自分や家づくりに携わる者への励ましと戒めの意味を併せて記したんだ。

今の私にはそう思えます。

 

初心忘るべからず、原点回帰。

ですかね。

私も、私やスタッフの目の前に来て下さるお客様のためにも、

しっかり家づくりに励もうと思います。

 

 

そんな事を考えた今日も、

しあわせは、いつもの中にある。

 

 

しあわせやの次の見学会は、16,17土日です

平屋住宅工房のモデルハウス見学会、こちらからどうぞ。

 

 

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