こんにちは 設計ホッタです。
叔母に誘われ、保科の廣徳寺さんの「緑蔭禅の集い」に行ってきました。
「緑蔭禅の集い」とは、曹洞宗の東北信地区の青年和尚さん達が主催する地元のひと向けの集まりらしく、
10:00~16:00の日程で、曹洞宗の教えを簡略的に教えていただきました。
私はというと、まったく仏教に親しみが無く、写経体験できるの?なにそれ楽しそう!と思い参加。
でも私を除き 参加者が皆さん50歳以上で驚きました。。
まず初めに座禅。
「座蒲(ざふ)」という固いクッションに座り、胡坐で体を支えます。
背筋を伸ばして、手は手のひらを上に、右手の上に左手を重ね、1m先を見ます。
何も考えず、意識を集中させます。
風で木の葉が揺れる音、鳥の声、雨の音、パシン、パシン、という肩を叩く音がお寺に響きます。。。
座禅で疲れたところで、精進料理をいただきました。
食べる前にお念仏を唱え、食材の命と作っていただいた方に感謝をします。
食べてる最中は、絶対にしゃべってはいけません。 何故かはわかりません。。
「たくあんを一枚残して下さい」と指示があり、
一枚を残して食べ終わると、ヤカンに入ったお茶が配られご飯茶碗にお茶を注ぎます。
箸でたくあんをつまみ、お茶碗についたお米のネバネバをたくあんでこそぎ落とします。
そのお茶を次にお味噌汁のお椀に移し、同じようにたくあんで洗い落とします。
最後はたくあんと、そのお茶をいただきます。
環境のために洗剤の量を少なくすること、それに伴い使うお水の量も減りますし、
洗って頂く方の負担を少なくするためだそうです。
何も知らない人間で恥ずかしくなりますが 正直なところ
コレ飲むの?!汚いじゃん!と思いました笑
後日90歳になる祖母に聞いたら小学生のころやっていたと教えてくれました。
古くからの習わしなんですね。
今は何も不自由しない時代ですが、その心を学ばなければいけないなと考えさせられました。
そして最後は写経です。
筆ペンでお念仏を書き映し、端にお願い事と氏名を書いて提出しました。
書いてると漢字練習帳を思い出します。
ただお恥ずかしいことに全く意味が分からなかったので
意味を理解してから再度チャレンジしたいなと思いました。。
「緑蔭禅の集い」は、
普段関わらない和尚さんや地域のご高齢の方と同じ時間を過ごし一緒に取り組むことで
自分の視野が広くなった気がします。
これからも色んなことにチャレンジしていきたいとより一層感じました。
設計 ホッタ