おかげさまで「なから創業115年」
しあわせや 田尻木材株式会社 四代目半の田尻でございます。
昨日の水曜日、松本市内のとある川におりました。
・・・青春でした・・・
本題
目次
昨日、日銀が政策金利を上げる、というニュースが流れました。
「住宅ローンの金利が上がる!!」
って思った方、いらっしゃったのではないでしょうか。
身も蓋もない言い方をしますと、
でも、25年間住宅専門でやってきてる私からすると、
そんなもんちょっと上がっただけの話で、
というのが本音です。
ちょっとデータを見てみましょうか。
まず公的データ?から。
このデータは「住宅ローンアドバイザー」等を運営しているところがHPに掲載している表です。
(しかも出所はフラット35の運営元←ここで探したんだけど見つからなくて)
まぁ2023年で止まっちゃってますけど、
なんにしても
という事がわかりますね。
逆にバブル終盤の変動金利ってなんだこれ??って感じですが。
過去こんな時代があったのは事実です。
さて、もうひとつ表を見ましょうか。
これは週刊ダイヤモンドなどを運営しているダイヤモンド社系のサイトから引用してます。
本当は八十二銀行のローン金利の推移を調べたかったのですが、表が見つからず・・・
まぁ主要銀行のローン金利の推移、となってますが、
こっちの方が私の肌感覚に近いです。
まぁいずれ上がるんだとは思いますけれどね、
でもこの金利・・・
(ここからちょっと声を小さくしますが、私、ここの銀行の住宅ローンの変動金利を自分で借りてますが、私が払ってる金利よりよっぽど安いわ)
実際、今のお客様が借りてる金利、
ク〇安です。未だに。
もちろん変動金利です。
だけど、一応お話ししておくと、
賃金相場の上昇が前提にない状態ではこの金利はあり得ないのが普通です。
皆さん知らないでしょうけど、バブル期ってお金がホント湯水のように垂れ流された時代ですからね。
(ちょっとだけかじりました)
アレがまた来るなんて、私には思えません(来ない保証はないけどね)
(まぁこれも金利上昇と無関係ではないですが)
色んな物が値上がり続けてるじゃないですか。
私は金利の話より、そっちの方が心配です。
それに私、
確かに住宅ローンの返済が厳しいお客様を見たことはありますけれど。
それって、原因はだいたいご自身にあるんです。
正社員をやめてアルバイトの身になってるとか、
ご夫婦が・・・ご夫婦でなくなってるとか。
もちろんそこには色んな理由や事情があったのですけど。
普通に家庭円満で暮らしているけれどローン返済だけが極限的に苦しい、という方、私は見ていないんです。
それはたまたま私がしあわせなだけかも知れませんけどね。
世の中にはその手の不幸話、いっぱいありますから。
今私が言いたいことは、
長い目で見たら大したことがない金利上昇におびえているより、
常識的に考えて安全圏内だと言われる範囲であるなら、
ということです。
一生借家住まいがダメだとは言わないけど、
自分の家が欲しいと思うなら、そこは勇気を持って欲しいなと思います。
私が1番怖いのは、ご家庭が円満でなくなること。
金利上昇なんかより、コレが1番家庭を壊す。
(まぁ、お金がなくなるとギスギスする、という意見もありますけどね)
力合わせて乗りきっていけるなら、道は拓けてる、
私の経験上ではそう見えています。
それよりホント、待てば待つほど家の値段が上がっていくことの方が、よっぽど怖い。
この話が皆さんのお役に立つのかどうかわかりませんが、
私のぶっちゃけ話だと思って聞いて下さい。
もしお役に立てば幸いです。
ということで、