こんにちは 設計ホッタです。
建築物めぐり、
動物園、植物園めぐりが大好きです。
立川に行く機会があって、「狭山霊園」に行ってきました。
ここは尾崎豊のお墓があることでマニアに有名らしいんですが、私の目的はもちろん建築物です。
尾崎豊のお墓に手を合わせ、向かったのは
建築家 中村拓志さんが建てた礼拝堂。
墓地の上のこんもりとした森の中に位置し、木々と寄り添っているようで素敵です。
ガラスに映る秋空が、しっとりとした気持ちにさせます。
建物は2本の柱を互いに立てかけあう、まるで合掌しているかのような形でした。
「人が祈ると同時に建築も祈るような一体感を意図して」という中村さんの設計意図が心に染みます。
もう一つ、管理休憩棟へも行きました。
外はお水が流れていていました。
悲しみをそっと支えるような、
うつむきがちな人の視線に合わせて軒を抑えているそうです。
低い軒先に誘われて窓辺に向かうと、狭山の森や街並みが見えました。
照明器具は無く、
水盤からの反射光とハイサイドの木漏れ日がやさしく、
とても美しい場所でした。
中村拓志さんの建築との出逢いは、
昔雑誌で見た「リボンチャペル」でした。
リボンチャペルは学生時代の私を強烈に感動させました。。
建築ってこんなことを可能に出来るんだと。
狭山霊園を見て、
自由な発想と感性を磨いていきたいと思ったのでした。。(^^)
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