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2025.01.31長野市で木の家を建てたい方へ デメリットや後悔しない建て方を解説

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Shiawaseya-長野市で木の家を建てたい方へ デメリットや後悔しない建て方を解説

近年、長野市でも「木の家」に関心を持つ方が増えています。

自然素材のぬくもりや高い断熱性が魅力の木の家は、四季の移り変わりがはっきりしている長野の気候にも適しています。

しかし、「木の家はコストが高い」「メンテナンスが大変」といった声もあり、後悔しないためには適切な知識を持つことが重要です。

この記事では、「木の家とは何か?」という基本から、メリット・デメリット、そして長野市で木の家を建てる際のポイントまでを詳しく解説します。

また、コストを抑えながらも快適な木の家を建てる方法についてもご紹介するので、木の家に興味がある方はぜひ参考にしてください。

 

木の家とは?

木の家とは、柱や梁、床、壁などに木材を使用した住宅を意味します。

 

長野市で木の家を建てたい方へコツをご紹介

出典:しあわせや田尻木材の新築住宅施工事例

 

日本では古くから木造建築が発展しており、神社仏閣や伝統的な民家にも長らく木が使われてきました。

現代の木の家では、無垢材(天然木そのままの素材)や集成材(複数の木片を繋ぎ合わせた素材)を使い分け、耐震性や断熱性を高めた工法が採用されています。

ただし、すべてを木で建築するとコストに跳ね返ってくるため、金属など木以外の建築材料を、適材適所で上手に活用することも求められます。

 

木の家は何年くらい持つ?

木の家の寿命は長く、適切なメンテナンスを行えば、100年以上住み続けることも可能です。たとえば、世界遺産にもなっている法隆寺は、1,300年以上前に建てられた木造建築であり、木の家がいかに長持ちするかを証明してくれています。

ただし、木の家の耐久性を保つには、定期的なメンテナンスが必要です。

特に、湿気対策やシロアリ対策が重要で、これらを適切に行うことで、長期間にわたって快適に住めるようになります。

最近では、防腐処理や耐震補強が施された木材を使用することで、より少ないメンテナンスで長持ちする木の家を建てることも可能になってきています。

このように、木の家は決して短命な住まいではなく、しっかりとした施工とメンテナンスを行うことで、世代を超えて受け継げる長寿命の住宅だといえます。

 

長野市で木の家で暮らすことのメリット

長野市で木の家で暮らすことには、多くのメリットがあります。

ここでは、代表的な5種類のメリットについて、詳細を確認していきましょう。

 

長野市で木の家を建てたい方へコツをご紹介

出典:しあわせや田尻木材の新築住宅施工事例

 

 

季節を問わず快適に過ごせる

木の家は、寒暖差の激しい長野市においても快適に過ごせる環境を提供します。その理由の1つが、木の持つ高い断熱性です。

木材は熱を伝えにくい性質を持っており、冬は室内の暖かい空気を逃がさず、夏は外の暑さを遮る効果があります。

これにより、冷暖房の効率が良くなり、光熱費の削減にもつながります。

 

また、調湿機能の高さも、木の家が快適になる理由の1つです。

木材には空気中の湿度を調整する働きがあり、湿気の多い時には吸収し、乾燥している時には放出することで、室内の湿度を快適に保ちます。

特に冬場の乾燥対策や、梅雨時期のジメジメ感の軽減に効果的です。

 

自然素材のぬくもりを感じられる

長野市で木の家に住むメリットとして、自然素材のぬくもりを感じられる点も挙げられます。

無垢材を使用した床や壁は、木本来の風合いを楽しめ、触れたときには、ほんのりとした温かみを感じられます。

たとえば、冬場にフローリングを裸足で歩いても、コンクリートやタイルのような冷たさを感じにくいのは、木が持つ断熱性のおかげです。

また、木材は時間とともに色合いや質感が変化し、経年変化を楽しめます。

そのため、長く住むほどに味わいが増し、愛着の湧くマイホームへと育っていきます。

 

吸音性・衝撃吸収性が高い

長野市で木の家に住むメリットとして、吸音性・衝撃吸収性が高い点も大きいです。

木材は音を吸収しやすい性質を持っているため、周囲の音が気になりにくく、静かな暮らしを送れます。

また、木は適度な柔らかさを持っていて、転倒時の衝撃を和らげる効果もあり、子どもや高齢者がいる家庭にとって、安心して暮らせる要素の1つになるでしょう。

 

リラックス効果を得られる

長野市で木の家に住むと、フィトンチッドによるリラックス効果を得られます。

フィトンチッドとは、植物が自らを守るために出す揮発性物質の総称で、森林浴をしたときに感じる爽やかな香りのもとだといわれています。

 

木の家で使われる木材もフィトンチッドを発生させるため、まるで森の中にいるようなリラックスした気分を味わえます。

また、フィトンチッドには抗菌作用や防虫効果もあるため、住まいの衛生環境を整えるのにも役立ちます。

 

シックハウス症候群になりにくい

長野市で木の家に住むと、化学物質の使用が最低限であるため、シックハウス症候群になりにくいメリットもあります。

シックハウス症候群とは、建材や家具に含まれる化学物質が原因で、頭痛や倦怠感、アレルギー症状などを引き起こす健康被害を意味します。

木の家では自然素材を多く使用するため、ホルムアルデヒドなどの化学物質の発生がほぼ無く、シックハウス症候群のリスクを低減できるとされています。

特にアレルギー体質の方や小さなお子さん、ご高齢の方、妊娠中の方がいる家庭では、木の家は安心して暮らせるマイホームの有力な選択肢になるでしょう。

 

長野市で木の家で暮らすことのデメリット

長野市で木の家を建てることには多くのメリットがありますが、一方で注意すべきデメリットも存在します。

ここでは、特に考慮すべき3種類のデメリットについて、詳しく確認していきましょう。

 

長野市で木の家を建てたい方へコツをご紹介

出典:しあわせや田尻木材の新築住宅施工事例

 

建設コストが高くなりやすい

木の家は、一般的な住宅に比べて、建設コストが高くなりやすい点に注意が必要です。

特に無垢材を多く使う場合、材料費が高くなることに加え、職人の技術が必要なために、施工費も高くなります。

 

ただし、コストを抑えながら木の家を建てる方法もあります。

たとえば、適材適所で石膏ボードや金属など、木以外の建材を取り入れることで、コストをコントロールできます。

コストを抑えて良質な家を建てるには、すべてを無垢材にこだわるのではなく、耐久性やコストのバランスを考えながら設計を進めることが重要です。

 

メンテナンスに手間や費用がかかる

木の家は、適切なメンテナンスを行えば長く住めますが、そのための手間や費用がかかる点に注意が必要です。

木材は湿度や気温の変化で伸縮し、柱や床に隙間や反りが生じることがあります。特に無垢材のフローリングでは、経年によるひび割れや変形も起こるため、特性を理解した上で採用することが重要です。

 

ただし、木材すべてがデリケートな素材というわけではありません。

集成材や合板、表面処理のされた木材などを使用すれば、最小限のメンテナンスで維持できる木の家を実現できます。

そのため、長野市で木の家を建てる際は、どれだけ手間や費用をかけられるかを想定したうえで、使う素材などを決定することが重要です。

 

シロアリ被害に注意が必要

長野市で木の家を建てる際は、シロアリ被害に遭わないように注意が求められます。

シロアリは湿気の多い環境を好み、木材を食害するため、放置すると家の強度に大きな影響を及ぼします。

 

対策としては、床下の通気性を確保するベタ基礎の採用、防蟻処理を施したヒノキやヒバなどの木材の使用、数年に一度の専門業者による点検などが効果的です。

また、木の家の施工に慣れた工務店に依頼すれば、湿気管理や適切な木材選びをしてもらえ、よりシロアリに強い木の家を実現できます。

 

木の家を建てるときのポイント

ここでは、長野市で木の家をより快適に、そして長く住めるようにするための、4つの重要なポイントについて解説します。

 

長野市で木の家を建てたい方へコツをご紹介

出典:しあわせや田尻木材の新築住宅施工事例

 

木材は無垢材か、集成材か

木の家を建てる際、床材や柱に使用する木材を「無垢材」にするか「集成材」にするかは、快適性やメンテナンス性に大きく関わるポイントになります。

 

まず無垢材は、木が持つ本来の肌触りや風合いを直接感じられるのが魅力です。

裸足で歩いたり寝転んだりすると、そのぬくもりや心地よさを実感できます。また、時間とともに木の表情が変化し、経年変化を楽しめるのも特徴的です。

ただし、無垢材は湿度や気温の影響を受けやすく、ひび割れや隙間ができる可能性があるため、日々のメンテナンスが必要になります。

 

一方、集成材は複数の木材を接着剤で組み合わせて作られるため、湿度の変化による反りや収縮が起こりにくく、安定した品質を維持できます。

また、無垢材よりもコストを抑えられるため、低コストで木の家の良さを活かしたい場合に適しています。

 

たとえば、手間をかけても木の味わいを楽しみたいなら無垢材を、掃除を楽に済ませたいなら集成材を採用すると良いでしょう。

このように、木材に無垢材と集成材のどちらを使うかは、それぞれのライフスタイルや価値観によって選ぶことが重要です。

 

内壁も板張りがいいのか

木の家の雰囲気をより強調するために、内壁を板張りにするケースもあります。

板張りの内装は、木の香りやぬくもりを感じられるのが大きな魅力ですが、コストが高くなりやすい点には注意が必要です。

 

木材は石膏ボードなどと比較すると材料費が高く、施工にも手間がかかるため、内装をすべて板張りにすると費用が大幅に上がります。

また、木材は経年変化によって色が変わるため、一部だけ張り替えようとすると周囲との色の違いが目立つこともあります。

 

そのため、コストを抑えて良質な家を建てるなら、内装をすべて板張りにする必要はありません。

もし費用を抑えつつ木の雰囲気を取り入れたい場合は、石膏ボードを基本にしつつ、アクセントとして一部の壁に板張りを採用する方法も検討してみましょう。

 

土台や柱の木

木の家を支える土台や柱には、耐久性の高い木材を選ぶことが重要です。

木にもヒノキや杉などいろいろな種類があり、木の特性に応じて使う場所に工夫が求められます。

たとえば、ヒノキは防虫性が高く、シロアリに強い特徴があります。一方、杉は日本の気候に適した木材であり、軽量で強度が高く、断熱性に優れています。

 

しあわせや田尻木材では、土台にはヒノキ、柱には杉の集成材を採用しています。

各所に最適な木材を使用することで、コストパフォーマンス性の高い、住み心地の良い木の家を実現しています。

また、無垢材ではなくコストの高い集成材を採用することで、柱の経年変化であるそりねじれを極力抑え、長くノーストレスに暮らせる木の家づくりを続けています。

 

構造・耐震性と木

体に優しい木の家であっても、耐震性やその他の性能がおろそかになってしまっては本末転倒です。

そのため、木の家を建てる際は、デザインや素材だけでなく、構造や耐震性にもこだわることが重要だといえます。

 

日本では「木造在来工法(木造軸組工法)」が広く採用されていますが、最近では「2×4工法(ツーバイフォー工法)」など、より耐震性を強化した工法も選ばれるようになっています。

たとえば、しあわせや田尻木材では、在来工法と2×4工法の良いところを組み合わせた独自の工法を採用しています。これにより、地震に強いだけでなく、気密性能や断熱性能も向上した木の家に仕上がります。

ひとくくりに「木の家」と呼ばれる場合でも、こういった工夫があるかどうかが、業者選びの大きなポイントになるでしょう。

 

長野市で後悔しない木の家の建て方

ここでは、長野市で木の家を建てる際、後悔しないための建て方を4つご紹介します。

これから長野市で木の家を建てようか検討している方は、ぜひ参考にしてください。

 

長野市で木の家を建てたい方へコツをご紹介 

出典:しあわせや田尻木材の新築住宅施工事例

 

使われる素材選びを念入りに行う

木の家を建てる際、使用する木材の種類や加工方法によって、住み心地やメンテナンスのしやすさが大きく変わります。

たとえば、無垢材は木の風合いを楽しめる一方で、伸縮や反りが生じることがあるため、適材適所で集成材を取り入れるのも1つの方法です。

 

また、内装材にもこだわることで、木の家の快適性をさらに高められます。壁や天井には、漆喰や珪藻土などの自然素材を使用すると、調湿性が向上し、結露やカビの発生を抑えられます。

 

木の家の施工実績が豊富な業者に依頼する

木の家の建築には、木材の特性を理解した上で適切な設計・施工を行うスキルが求められるので、施工実績が豊富な業者を選ぶことが重要です。

特に、長野市の気候に適した木の家を手がけている工務店やハウスメーカーであれば、断熱性や耐久性を考慮した家づくりを期待できます。

業者を選ぶ際は、ホームページなどで実際の施工事例を確認し、どのような家を建てているのかをチェックすることも大切です。

また、木材の選定や耐震対策などについて、どのようなこだわりを持っているかを確認しておくと、より安心して依頼できるでしょう。

 

複数の業者から相見積もりを取って比較する

木の家は、使用する木材の種類や施工方法によってコストが大きく変わるので、複数の業者から相見積もりを取り、価格や仕様を比較することが大切です。

相見積もりを取ることで、適正価格を把握できるだけでなく、各業者の提案を比較し、自分に合ったプランを選択できます。

また、見積もりの際には、木材の種類や防蟻処理、断熱性能、アフターメンテナンスの内容など、細かい部分まで確認することが重要です。

 

木の家の経年変化をポジティブに捉える

木の家は、建てたばかりの状態が完成形ではなく、時間とともに木材の色合いや質感が変化していくのが特徴です。

たとえば、新築時は明るい色合いの無垢材も、時間が経つにつれて飴色に変わり、味わい深い雰囲気になります。

 

また、木材は呼吸をするため、湿度の影響でわずかに伸縮することがありますが、これも木の家ならではの個性の1つです。

無垢材ではなく集成材を使うことで、伸縮を最小限に抑えられますが、それでもゼロではありません。

そのため、木の家を建てる際は、経年変化をデメリットではなく、「住むほどに風合いが増す」とポジティブに捉えることが大切です。

 

長野市のおしゃれな木の家の施工事例

ここでは、「しあわせや田尻木材」が長野市で実際に建てた、おしゃれな木の家の施工事例を2つご紹介します。

これから長野市で木の家を建てる際は、ぜひ参考にしてください。

 

長野市のおしゃれな木の家の施工事例①

こちらは、L型の黒い外観が印象的な木の家です。

 

長野市で木の家を建てたい方へコツをご紹介

出典:しあわせや田尻木材の新築住宅施工事例

 

家族が集まるLDKは吹き抜けにすることで、開放感の明るさのある空間に仕上げています。

カウンターキッチンを採用しているため、料理中もお子様に目が届き、安心して子育てができる環境になっています。

 

木材屋がコストや心地よい住み心地を考え抜いて建てた木の家はこちらです。

 

長野市で木の家を建てたい方へコツをご紹介 

出典:しあわせや田尻木材の新築住宅施工事例

 

長野市のおしゃれな木の家の施工事例②

こちらは、シャープなメタリックグレーの外観がおしゃれな木の家です。

 

長野市で木の家を建てたい方へコツをご紹介

出典:しあわせや田尻木材の新築住宅施工事例

 

LDKは仕切りのない広々した空間になっていて、リビングの一角には畳コーナーも設けられています。

冬に暖棒として活躍する薪ストーブは、ゆらめく炎を眺めることでリラックス効果も得られます。

 

木材屋がコストや心地よい住み心地を考え抜いて建てた木の家はこちらです。

 

長野市で木の家を建てたい方へコツをご紹介 

出典:しあわせや田尻木材の新築住宅施工事例

 

まとめ

今回は、長野で家を建てたい方へ向けて、木の家のメリット・デメリット、建てるときのポイントや後悔しない建て方などを確認してきました。

長野市で木の家を建てることには、断熱性や調湿効果、自然素材のぬくもりやリラックス効果といった多くの魅力があります。

一方で、コストが高くなりやすい点やメンテナンスの手間、シロアリ対策の必要性も考慮が必要です。

すべてを無垢材にするのではなく、適材適所で集成材や石膏ボードを取り入れることで、コストを抑えつつ快適な住まいを実現できます。

 

長野市で施工実績が豊富な工務店に依頼し、理想的な木の家を実現させましょう。

しあわせや田尻木材では「日本でいちばん素敵な笑顔が集まる工務店」を目指し、長野県で1世紀以上にわたり、数多くの新築・リフォームを手掛けてきました。

長野県で木の家をご検討中の方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

 

 

 

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