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2025.02.27長野市で二世帯住宅を建てる! 建替えのパターンも解説します

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Shiawaseya-長野市で二世帯住宅を建てる! 建替えのパターンも解説します

親世帯と子世帯が1つの家で暮らす二世帯住宅は、介護がしやすくなったり、子育てのサポートを受けられたりなど、さまざまなメリットがあります。

特に長野市では、自然環境の良さや住みやすさから、二世帯住宅を検討する方が増えています。

 

しかし、二世帯住宅を建てるにあたって、どんなところに注意すべきか分からない方も多いのではないでしょうか。

この記事では、二世帯住宅の種類やメリット・デメリット、建築費用の相場、建て替えのポイントなどについて詳しく解説します。

長野市で二世帯住宅を考えている方は、ぜひ参考にしてください。

 

二世帯住宅とは?

二世帯住宅とは、親世帯と子世帯が同じ敷地内で暮らすための住宅のことを指します。

 

長野市で二世帯住宅を建てる! 建替えのパターンも解説します

出典:長野市の二世帯住宅施工事例

 

 

二世帯住宅では、二世帯が同じ玄関やキッチン、浴室を共有する形もあれば、それぞれ独立した設備を持つスタイルもあります。

独立した設備を持つ場合、二世帯それぞれのライフスタイルに合わせた設計が求められます。

経済的負担を分け合えることや、防災時の安心感が高まるといったメリットがあり、家を建てる際、そして既存住宅を建て替える際の選択肢として、二世帯住宅が注目を集めています。

 

 

二世帯住宅の種類

二世帯住宅には、暮らし方に応じた以下3つのスタイルがあります。

 

  • 生活空間を完全に共有する「完全同居型」
  • 一部の設備を共用する「部分共用型」
  • 生活スペースを完全に分ける「完全分離型」

 

後悔のない二世帯住宅を実現させるには、それぞれの特徴を知り、自分たちのライフスタイルに合った形を選ぶことが大切です。

各スタイルの詳細について、以下で順に確認していきましょう。

 

長野市で二世帯住宅を建てる! 建替えのパターンも解説します

出典:長野市の二世帯住宅施工事例

 

 

完全同居型

完全同居型は、親世帯と子世帯が同じ空間で暮らし、リビングやキッチン、浴室などの生活設備を共有するスタイルの二世帯住宅です。

建築費用を抑えられる点や、家族のコミュニケーションが密になりやすい点が大きな魅力ですが、一方でプライバシーの確保が難しく、生活リズムの違いによるストレスが生じることもあります。

長野市では、親世帯の介護を考慮してこのタイプを選ぶ家庭も少なくありません。

 

 

部分共用型

部分共用型は、玄関や浴室など一部の設備を共有しながら、リビングやキッチンは世帯ごとに独立させた二世帯住宅です。

適度な距離感を保ちつつ、必要な場面では家族のサポートを受けられるため、バランスの取れたスタイルといえます。

長野市では、経済的負担を抑えつつも、一定のプライバシーを確保できる点から、このタイプを選択する人も多くいます。

 

 

完全分離型

完全分離型は、親世帯と子世帯の生活空間を完全に分け、それぞれが独立した住宅のように暮らせる間取りの二世帯住宅です。

プライバシーをしっかり確保できる点が最大のメリットですが、建築費用や光熱費の負担が比較的高くなる点に注意しましょう。

長野市では、将来的に家を売却する可能性を考慮する場合など、単世帯向けの住宅としても活用しやすい完全分離型の二世帯住宅を選ぶ家庭が増えています。

 

 

長野市で二世帯住宅を建てるメリット

長野市で二世帯住宅を建てることには、主に以下4つのメリットがあります。

 

  • 親世帯と子世帯で金銭的に協力して家づくりができる
  • 子育て・介護がしやすくなる
  • 光熱費・メンテナンスコストを軽減できる
  • 相続税が安くなる可能性がある

 

各メリットの詳細について、順に確認していきましょう。

 

出典: 長野の二世帯住宅施工事例

 

 

親世帯と子世帯で金銭的に協力して家づくりができる

長野市で二世帯住宅を建てる1つ目のメリットは親世帯と子世帯がそれぞれ資金を出し合うことで、単独で家を建てるよりも経済的な負担を軽減できることです。

たとえば、長野市で親世帯が所有する土地に家を建てる場合、土地取得費を抑えられるため、新築の費用をより少なくできます。

また、住宅ローンを親子で協力して組む「親子ローン」などを活用することで、資金計画をより柔軟に立てることも可能です。

 

 

子育て・介護がしやすくなる

長野市で二世帯住宅を建てることで、子育てや介護がしやすくなるメリットも得られます。

親世帯と子世帯が同じ屋根の下で暮らすことで、共働きなどで時間が取れない際など、親世帯が子育てをサポートしやすくなります。

また、将来的に親の介護が必要になった場合でも、すぐそばに暮らしていることで介護がしやすく、安心して暮らせるでしょう。

 

 

光熱費・メンテナンスコストを軽減できる

長野市で二世帯住宅を建てると、光熱費を共有できる(完全分離型を除く)ため、コストの削減が期待できます。

たとえば、暖房や給湯設備を共用することで、エネルギー効率が向上し、月々の光熱費を抑えられるでしょう。

また、建物のメンテナンス費用も世帯で分担し、負担を分け合うことが可能です。

 

 

相続税が安くなる可能性がある

長野市で二世帯住宅を建てることで、相続税の軽減措置である「小規模宅地等の特例」を活用できる可能性があります。

この特例を適用すると、一定の条件を満たす場合、相続税の計算時に土地の評価額が最大80%減額され、大幅な税負担の軽減に繋がります。

ただし、親世帯と同居していることが前提となるため、完全分離型の場合は適用が難しいことがあります。

また、特例の適用には細かい条件があるため、利用を検討する際は、事前に税理士や専門家に相談することをおすすめします。

 

参考:相続した事業の用や居住の用の宅地等の価額の特例(小規模宅地等の特例)|国税庁

 

 

長野市で二世帯住宅を建てるデメリット

長野市で二世帯住宅を建てることには多くのメリットがありますが、デメリットも考慮する必要があります。

特にプライバシーの確保や、光熱費の管理、将来的な売却の難しさ、相続時のトラブルなどが課題となることが多いです。

各デメリットの詳細について、順に確認していきましょう。

 

長野市で二世帯住宅を建てる! 建替えのパターンも解説します

出典:長野市の二世帯住宅施工事例

 

 

プライバシーの確保・生活リズムの違いが課題になる

長野市で二世帯住宅に暮らすと、親世帯と子世帯の生活リズムが異なることで、ストレスが生じることがあります。

特に完全同居型や部分共用型の場合、夜遅くまで活動する子世帯と早寝早起きの親世帯の間で、騒音の問題が発生しやすくなります。また、トイレや浴室の使用時間が重なることで、不便を感じることもあります。

その場合、防音対策を施したり、生活時間をすり合わせたりなどの工夫が必要です。

 

 

光熱費などの管理が難しい

長野市で二世帯住宅に暮らす場合、光熱費などの管理が難しい点にも注意しましょう。

光熱費を共有する場合、各世帯の使用量に差が生じると、不公平感が生まれる可能性があります。

特に、エアコンや給湯器の使用頻度が異なると、どのように費用を分担するかが問題になります。

こうしたトラブルを防ぐためには、光熱費の負担割合のルールを決める、またはメーターを分けて個別に請求する仕組みを導入するなどの対策が有効です。

 

 

将来的に売却しにくい可能性がある

長野市で二世帯住宅を建てると、一般的な住宅と異なる間取りや設備を備えているため、売却する際に買い手が見つかりにくいというデメリットがあります。

特に完全分離型や部分共用型の二世帯住宅は、一般的な単世帯向け住宅よりも需要が限られるため、市場価格が下がる可能性があります。

終の棲家として売却予定がない場合は問題ありませんが、将来的に売却を視野に入れる場合は、単世帯住宅としても活用できるような設計にしておくと良いでしょう。

 

 

相続トラブルに繋がる可能性がある

長野市で二世帯住宅を建てる際は、二世帯住宅に暮らす世帯以外との兄弟姉妹などと、相続トラブルに繋がる可能性があることも覚えておきましょう。

たとえば、親世帯が亡くなった後、同居していた子がそのまま住み続ける場合、他の相続人が不公平に感じる可能性があります。

その結果、他の相続人が「自分の持分を売却したい」と主張したり、「共有分ではなく現金で分割したい」と要求したりして、トラブルに発展することがあります。

こうしたトラブルを避けるためには、事前に家族全員で話し合い、遺言書を作成する、共有持分を明確にするなどの対策を講じることが重要です。

 

 

長野市で後悔のない二世帯住宅を建てるポイント

ここでは、長野市で後悔のない二世帯住宅を建てるうえで、意識しておきたい4つのポイントについて、詳細を確認していきましょう。

 

長野市で二世帯住宅を建てる! 建替えのパターンも解説します

出典:長野の二世帯住宅施工事例

 

 

完全同居型・部分共用型・完全分離型を慎重に選ぶ

長野市で二世帯住宅を建てる際は、自分たちのライフスタイルに合った住宅のタイプを慎重に選びましょう。

たとえば、完全同居型は費用を抑えられますが、プライバシーの確保が難しくなります。

一方、部分共用型は適度な距離感を持ちながらも、一部の設備を共有するため、光熱費を抑えやすいメリットがあります。

そして、完全分離型はプライバシーが確保しやすいですが、建築コストが最も高くなります。

どのスタイルが適しているかに絶対の正解はなく、家族の形によって選び方は異なります。

そのため、事前に家族間でしっかり話し合い、それぞれの希望や将来のライフスタイルを考慮して最適なスタイルを選びましょう。

 

 

プライバシーを重視した間取りにする

長野市で二世帯住宅を建てる際は、親世帯と子世帯が快適に暮らせるよう、プライバシーに配慮した間取りを選ぶことが重要です。

プライバシー性が最も高いのは完全分離型ですが、完全同居型や部分共有型でも、玄関や浴室を別にしたり防音対策を施したりすることで、適度な距離感を保てます。

また、部屋の配置を工夫し、共有スペースをどこにするかを事前に決めておくと、住み始めてからのトラブルを防ぎやすくなります。

 

 

世帯ごとの経済負担を事前に話し合っておく

長野市で二世帯住宅を建てる際は、各世帯の経済負担について事前に話し合っておきましょう。

特に、住宅ローンをどのように分担するかは、後々のトラブルを防ぐために重要なポイントです。

また、光熱費や修繕費などの毎月の費用についても、どのように分担するかを決めておくことで、住み始めてからの金銭トラブルを予防できます。

 

 

「家」だけでなく「将来の家族の暮らし」も相談できる会社で建てる

二世帯住宅は単に家を建てるだけではなく、家族の将来を見据えた住まいづくりが重要です。

そのため、間取りの工夫やバリアフリー設計、家族の好みや将来のライフスタイルの変化なども考慮した家の間取りを提案してくれる施工会社に依頼しましょう。

「家」を建てるだけでなく「将来の家族の暮らし」も相談できる施工会社を選ぶことで、二世帯で長く安心して暮らせるマイホームが手に入ります。

長野市には、地域に根ざした工務店やハウスメーカーが多くあるため、実績や提案力を比較しながら、自分たちに合った会社を選びましょう。

 

「しあわせや」は、長野市で家づくりをサポートする地域密着型の工務店です。

私たちは、お客様の暮らしや将来のライフスタイルをしっかりと考えた家づくりを大切にしています。

二世帯住宅の設計にも豊富な実績があり、ご家族それぞれの希望やお悩みに寄り添いながら、最適なプランをご提案します。

長野市で二世帯住宅を建てるにあたって疑問や不安などがあれば、どんなことでもお気軽にご相談ください。

 

>>「しあわせや」へのお問い合わせはこちら

 

 

長野市で二世帯住宅を建てる費用相場

長野市で二世帯住宅を建てる際の費用は、住宅のタイプや設備によって異なります。一般的な費用相場(平均金額)は以下のとおりです。

 

  • 完全同居型(3040坪):約2,500万円~4,000万円(3040坪の場合)
  • 部分共用型(4050坪):約3,000万円~4,500万円(4050坪の場合)
  • 完全分離型(5065坪):約4,000万円~5,000万円(5065坪の場合)

 

二世帯住宅の費用負担は、親世帯と子世帯で協力するケースが多く、主に以下のような方法があります。

  • 親世帯が土地を提供し、子世帯が建築費を負担
  • 共同出資で建築し、親子ローンを活用
  • 親世帯が資金を出し、子世帯がローンを組む

 

二世帯住宅は建築費が高額になりやすいため、事前に親子間でしっかり話し合い、無理のない資金計画を立てるようにしましょう。

 

 

長野市で二世帯住宅を実現するにあたって、既存の住宅を建て替えるという選択肢もあります。

 

長野市で二世帯住宅を建てる! 建替えのパターンも解説します

出典:長野市の建替えによる二世帯住宅施工事例

 

 

建て替えは、新築と同様に住宅性能を向上させられるメリットがありますが、解体費用や仮住まいの費用が発生する点に注意しましょう。

特に長野市では、寒冷地仕様の住宅設計が求められるため、将来的なメンテナンスのしやすさも考慮して、リフォームか建て替えかを検討することが大切です。

 

二世帯住宅の建て替えにかかる期間

二世帯住宅の建て替えには、準備期間と工事期間を合わせて1年前後かかるのが一般的です。

具体的には、設計やプランニングに36か月、解体工事に1か月程度、その後の建築工事に68か月ほどかかります。

工事中は仮住まいが必要になるため、住まい探しや引っ越しのスケジュールも事前に考慮するようにしましょう。

 

 

二世帯住宅に建て替える際の注意点

建て替えを進める際には、以下3つのポイントに注意しましょう。

 

まず、「既存住宅が再建築不可物件ではないか」の確認が重要です。

都市計画区域などでは、現在の建築基準法に適合しないために再建築できないケースがあります。

 

続いて、埋蔵物や地盤改良の必要性のチェックも重要です。

解体工事の際に、古い基礎や埋設物が見つかると、追加の撤去費用が発生することがあります。

また、地盤の状態によっては補強工事が必要になる場合もあるため、事前に調査を行いましょう。

 

そして、仮住まいの費用が高くないかのチェックもしておくことをおすすめします。

費用負担を抑えたい場合は、親族宅に一時的に住む、短期賃貸を活用するなどの選択肢も検討するとよいでしょう。

 

 

まとめ

今回は、長野市で二世帯住宅を検討している方に向けて、二世帯住宅の種類やメリット・デメリット、建築費用の相場、建て替えのポイントなどについて、詳しく確認してきました。

長野市で二世帯住宅を建てることは、親世帯と子世帯が協力しながら快適に暮らすための有効な選択肢です。

完全同居型・部分共用型・完全分離型の3つのスタイルがあり、それぞれメリット・デメリットが異なるため、家族のライフスタイルに合ったタイプを慎重に選ぶようにしましょう。

 

二世帯住宅を成功させるためには、「家」だけでなく「将来の家族の暮らし」まで考慮できる施工会社を選ぶことが大切です。

しあわせや田尻木材では、長野市にお住まいの方に向けて、家族が安心して暮らせる二世帯住宅の提案を行っています。

長野市でこれから二世帯住宅の建築・建て替えを検討されている方は、ぜひお気軽にご相談ください。

 

 

しあわせやの家づくり

 

 

 

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