しあわせ家は、日本で一番素敵な笑顔の集まる工務店を目指します!
おかげさまで創業100年、長野市若穂で家を建てる人たちに、一番多く選ばれた工務店
しあわせ家 田尻木材株式会社 四代目の田尻でございます。
こんにちは。
ちょっとブログをサボり気味でしたね。
いけませんね~。。。
ここ二日間で2軒のお家をお引き渡しして参りました。
三才のK様、若槻のY様。
どちらも素敵なお家が出来たと思います。
しあわせ家で新築をさせていただくお客様には、お世話をするお客様係がつきます。
シカダ、タナカ、そして私自身も直接にお客様のお世話をさせていただいてます。
とは言え社長ですので、担当していないお客様においても、節目節目では同席をさせていただくように心がけてるんですね。
ご契約、地鎮祭、上棟式、お引き渡し・・・
まぁ、立ち会えないこともそれなりに出てしまうのですが、できる限りは立ち会いたいなぁと思っています。
私は年間何百軒もの家をつくる住宅会社になりたいと思っていません。
そこそこにはお志事がいただける会社にしたいなぁと思って(笑)
年間20棟から30棟のお家を建てさせていただけるようにはなりましたけど。
なりゆき上、もうちょっと増やしたり増えたりするかも知れません。いろんな都合がありまして・・・(汗)
でもそれを倍にしようとは、あまり思ってないんですね。
「薄まる」からです。
工務店の家づくりをするときに、ある意味で一番いいのは、
きちんとした能力のある経営者が1人とか、家族経営でやってる工務店で建てるのが、ある部分では一番しあわせだと思っています。
それはその工務店らしさが一番出るから。ブレないから。
濃いんですよね。ある意味では。
ただし、限界があるのも事実。
1人で出来ることは、そう多くありません。
そして、やはりある程度の規模にしていかないと、経営としての打ち手が限定されてくる感じが私はしています。
どんどん大きくしていくと、薄まってくるんですよ。
その会社の色が。
その会社のいい所が。
それを薄めずにやりきっている、数少ないところは、大繁盛店になっています。
これは工務店だけじゃなくて、どんな業界でもそうですね。
一昨日ある人が言ってましたけど、美味しくて通っていたラーメン屋が、支店展開をする度に味が明らかに落ちて行った話をしていました。
まさにそれなんです、薄まるって。
薄めちゃダメなんです。
しあわせ家という会社、スタッフたちの想いもいろいろ混じり合っていますが、
基本的なベースになっているのは、やはり代表である私の想いです。
これが薄まってしまうと、さっきのラーメン屋になっちゃうんですね(汗)
だから、それが薄まってしまわないところってどこら辺なのかな~って考えて考えてみて、
きっと今よりもうちょっと大きくなったくらいがいい所かなぁと思っています。
ただ、単純に私の色だけじゃなくなってきてるんですよね、しあわせ家。
シカダはシカダらしく、タナカはタナカらしく、ヤマグチは・・・スガヌマは・・・コマツは・・・と、みんなみんな、色を持っています。
その色が、私の色をベースにそれぞれいい味をトッピングしてくれてきてると思うので。
意外とそんなに薄まらないのかなぁ~、なんて思ってもみたりして(笑)
薄まるとか濃いとか、意味がちょっと伝わりにくい表現かも知れません。
これなんか見ていただくと、伝わるんじゃないかな??
このお写真2枚は、火曜水曜でお引き渡しをした2軒のお客様が、しあわせ家にプレゼントしてくださったもの。
どちらもたまたまお菓子ですが、すごく心がこもっているのを感じませんか??
薄まってたら、こう言うことは起きないと思うんですよね。
だって、お引き渡しって、お客様の自分の家が出来上がって、鍵を受け取る場面ですよね。
多大なるローンを背負う代わりに出来上がった家。
おめでとう!って言われて、ありがとうって言って鍵を受け取って引っ越す。それが普通でしょう。
建築屋さんにはお金を払って注文しているわけですから、ありがとう、でいいんですよね。
でも、こんなふうにお客様が私たちに心遣いしてくださる・・・
メチャメチャありがたい事じゃないですか。
これ、薄い関係や薄い家づくりでは、きっとあり得ない事だと思うんです。
そしてもっと言うなら、こんなコトしてあげちゃおうかな??ってお客様が思ってくださるほど、満足してくださってるのかな?とも思えます。
先日も書いてますけどね、しあわせ家、まだそんなに完璧じゃないので、ダメダメなところもいっぱいあります。
とてもとても完璧じゃないですね(汗)
でもそれはきっとどこの建築屋さんも一緒なんだと思うんです。
そんな中で、しあわせ家とお客様は、いろんなカタチで想いを一つにして家づくりをしていけているのかな。
だから、山あり谷ありの家づくりも無事に乗り越えてきているし、最後はこんなカタチで締めくくらせていただけている。
濃いとか薄いとか言ってますけどね。
結局大事なのはそこかな、と思っています。