しあわせや リフォーム担当のミヤギです。
古いお宅などでよく見かける浴室のタイルですが、
長い年月の中では、タイルが浮いたようになり剥がれてくることがあります。
タイル目地部分からのタイル裏側への水のしみ込みなどが原因と思われます。
(浴室以外のタイルも、やはり当然ですが、同様に剥げることがあります。)
今回は、浴室の壁のタイルが浮き始め、剥がれ落ちてしまいました。
割れずに剥がれたタイルも多く、そのタイルは修繕の際に再利用が出来そうです。
実は、施工後何年も経過すると同じ大きさ、厚さ、同じ色のタイル材料が入手不可能になることが多いので
部分的に修繕を違和感なく行う場合には、割れずに剥がれたタイル材の再利用が有効な手段です。
再施工にむけて、壁側に残ったタイルの下地材、タイル自身の裏などに付着した下地材などを削ったりして
凹凸をならす作業が、けっこう大変です。
そして、タイルを貼り、目地材を詰めて、作業終了となります。
割れてしまっていて何枚か不足となった分は、形と色が近い新規のタイルを貼っていますが、
大きな違和感が無く、修繕が完了しました。
浴室全体をすべて新しくしてしまうのも、もちろん良いですが、
今あるものを修繕して使い続けることも大切なことですね。
しあわせは
いつもの中にある。。