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長野市・須坂市・千曲市で注文住宅や新築一戸建てなら「田尻木材」

BLOGしあわせブログ

2014.03.16夢と私のカミングアウト。2

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しあわせ家は、日本で一番素敵な笑顔の集まる工務店を目指します!

おかげさまで創業100年、長野市若穂で家を建てる人たちに、一番多く選ばれた工務店

しあわせ家 田尻木材株式会社 四代目の田尻でございます。

 

このブログはこの前の続きです。先にこっちを読んで下さいね。

姪っ子のアンナの笑顔は、今日も撮れませんでした・・・(汗)

 SONY DSC

 


私、実は人見知りなんです。
「ウソつけ~!」と言われそうですが(笑)
基本的に知らない人と関わるのは出来るだけ避けたいタイプなんです。
もちろんそれでは立場も志事も成り立たないので、今レベルには出来るようになってはいますけどね。
人の輪・和をつくりたい。
そうお話ししています。
会社の社是にもしちゃいました(笑)
(社是の創輪到和、とはそういう意味です)
たぶん、私自身がその方が居心地がいいんです。
気心の知れた、気の合う人たちと一緒にゆるゆると時を過ごして暮らして行けたら・・・
それはすごく気が楽だろうなぁ・・・そう思っています。
私がそう思うなら、きっと皆さんも多かれ少なかれそうなんだろうな。
だからそんな人の輪・和をつくろう。
そう思ったのが、この社是の根っこにはあるのかもしれません。
薄っぺらいと言えば薄っぺらいかも(笑)
崇高な精神とかは、まぁ後付けでなんとでも言えるのですが、キッカケはそんなものです。

 

でも、そんな人たちが自然に集まってくるような場が出来たら・・・
楽しいだろうな。
そう思っていましたら・・・
「暮らしにまつわる集いの場をつくりたい」
私の夢が、そう広がってしまったのです。
そう、これまでもずっとそう思っていました。
思っていたんですが、もっとこぢんまりとした夢でした。
いろんな所を見て回ったり、まぁそれなりに勉強したつもりでした。
そして出した答えだったのですが・・・
世の中にはもっともっとすごいヒト・コトがあることに最近気がつきましてね。
私の夢が、1段階スケールアップしてしまったのです。

 

しあわせ家を、夢のある、いい会社にしたい。

そう願っています。

私があと何年くらい会社の代表として顔晴れるかは分かりませんが、必ずどこかで後継者にバトンタッチをする事になります。

そしてそれは、おそらくスタッフの中からふさわしい誰かを選ぶことになります。
ところで、新築をするということは、今後数十年間のお付き合いのお約束が前提でないとしてはいけないお志事だと思っています。
もちろん会社なんていつ潰れるか分からないので、そんな事を本当の意味で約束できる会社なんてないわけです。

でも、その覚悟がないとしてはいけない。
でないと、それはゆるやかにお客様を騙しているのと同じだと私は思っています。
だから私は、後継者を見つけ、育てなければなりません。
そういう運命です。

 

実際にやってみれば分かりますが、会社のオーナー経営者って、結構タイヘンです。
いや、業務がタイヘンかどうかはともかくですがね(笑)
いろんな意味で、です。
資産か負債か、と言ったら、負債でしかない会社。
そんな会社だったら、誰が跡を継いでくれるのでしょう?
誰だってお荷物なんか背負いたくない。
しかし、それが宝の山であったなら・・・背負いたくなるよね。
だから、いい会社にしたい。
そう願い、努力をしています。
・・・まだまだ道半ばだから、理想にはほど遠いにしても。

 

「暮らしにまつわる集いの場」をつくり、人と人とが輪・和を以て繋がっていく会社。
そんな会社が、私の考えるいい会社の1つの答えなのです。
工務店として、家そのものを極めて行くやり方もあるでしょう。
でもそこに「しあわせ」とか「笑顔」を見いだすことが、私には見えないんです。
私の見て来たものは例えば・・・
工務店の建物なのに、なぜか結構自由に人が入れちゃって・・・置いてある薪ストーブの廻りに近所の老人ホームからお年寄りが散歩に来て、そこで絵本の読み聞かせをやっていたり。
近所の人は「カフェ」とか「楽しいイベントをやってくれるところ」だと思っているけど実は工務店だったり。
産婦人科の敷地内にナゼか公園があって、近所の人は市の公園だとマジメに思っていて、近所の幼稚園が散歩に来てみんなでそこで遊んで帰って行くとか。
そこに私は「しあわせ」とか「笑顔」が見えてしまった。
もちろん現実的にはそれがちゃんと収益に繋がっていかないと廻らない。
でも「金」が先にありきのお志事が、世の中に広く受け入れられるのだろうか?
「金」が先で、人の輪・和がそこに出来ていくのだろうか?
人様にご支持いただいてこそ、人様が喜んで下さってこそ、何でもやる価値があるのではないだろうか。
そこにちゃんと喜んでいただいてお金を使っていただく事を考えるのが、私の役目なんだと気がついた。

 

そう、夢を見てしまった。
まだ語るのは、ちょっと恥ずかしい。
夢だ、ホラだ、今はまだ。
しかし、そこに向かって一歩を踏み出す決意をした、しあわせ家。
どうか皆さん、しあわせ家が夢を叶えていけるように、ゼヒ支えていただきたい。

よろしくお願いいたします。

 

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