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長野市・須坂市・千曲市で注文住宅や新築一戸建てなら「田尻木材」

BLOGしあわせブログ

2014.05.03家は何のためにつくるのか?

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しあわせ家は、日本で一番素敵な笑顔の集まる工務店を目指します!

おかげさまで創業100年、長野市若穂で家を建てる人たちに、一番多く選ばれた工務店

しあわせ家 田尻木材株式会社 四代目の田尻でございます。

 

こんにちは。

このところ、お引き渡しが続いています。

昨日はH様のお引き渡し、そして今日はT様のお引き渡しです。

これで一段落するのかな??

写真 2014-05-02 19 39 49


Hさんからいただいた感謝状とイラスト。

メチャ嬉しいです・・・ちっちゃいお子様もいらっしゃるし、お引っ越しの日程も迫っているし、

そしてご主人はお志事が1つのプロジェクトの詰めを迎えていて忙しかっただろうし・・・

こちらの方が感謝です。

 

家づくりの締めであるお引き渡しを迎える中で、ウチのオーナー様を見ていていつも感じるんですけどね。

家づくりって、「どんな家をつくるか」も大事だけど、

「誰とどうやってつくるか」

も、メチャクチャ大事だよな、ひょっとしたらこっちの方が大事なんじゃないかな・・・そう思うんですよね。

使い勝手のいい家。デザインのいい家。風通しや陽当たりのいい家。

・・・いい家って、他にもいろんな要素があるんですけどね。

でも、しあわせ家でつくらせていただいているお家でも、知らない人が見ると「普通の家」に見えちゃう家だって、中にはあるんですよね。

でも、それを建てられたオーナー様にしてみると、それはゼンゼン「普通の家」じゃないんですよ。

設計中、いろいろと想いを込めてあれやこれやと試行錯誤して間取りをつくって、

地鎮祭や祈念梁、着工式とか上棟式とか、あれやこれやと工事をしている最中にもいろいろ関わっていただくのがしあわせ家流の家づくり。

しあわせ家で新築をされるお客様は、20代後半から40代前半の、子育て中のご家族が8割を占めます。

だから、家づくりそのものも「お子さんたちとの家族の思い出」にして欲しいよな、って思っているんです。

そうするとね、もうお家に住んでもいないのに、お引き渡しの時にはお家にもう「愛着」があるんですよ。

たとえば生まれたばかりの赤ちゃんのように愛おしいわけですよね。

そんな気持ちで家がつくれて、そこに引っ越して暮らせていけたら・・・

家族って、より一層しあわせに暮らしていけるような気がしませんか?

だから、結果的にそんな過程を知らない人が見たら「普通の家」だったとしても、そのご家族にとってはとんでもなく「特別な家」なんですよ。

 

家づくりを「家」という「モノ」の話しから捉えるなら、ぶっちゃけて言えば値段とか性能とか素材とか工法とか、いろんなことにこだわっていい「モノ」をつくるべきなんでしょう。

ものづくりをしている人間なので、私もそこに自分なり・しあわせ家なりのコダワリがあります。

でも、じゃあね、

「あなたが家づくりをする目的」は、「いい家」=「いいモノ」を手に入れることなんですか?

・・・少なくともウチのお客様は違うんじゃないかな~って見ていて思いますよ。

「家族が幸せになるために」家をつくっているように、私には見えちゃうんです。

だったら、大事にしなきゃならないのは何なのか?

もちろん「モノ」も大事だ。

だけど、それは本質的じゃない。

家族がしあわせになれるように家づくりをしたい。そのためにはどうすればいいのか・・・

私たちしあわせ家の家づくりは、そのために家をつくっているつもり。

その私たちなりの答えとして、今のしあわせ家の家づくりがあります。

「誰とどうやってつくるのか」その結果として、ハードだけではなくソフト的にも「どんな家が出来るのか」

どんな気持ちでその家の完成を迎えるのか、どんな想い出が住む前なのにそこに詰まっているのか、この家づくりをすることで家族の絆がどうなったのか・・・

家は、どんなに良くたって、あくまでもモノでしかない。

これがあったらしあわせになれる・・・私はそんな都合のいいモノはないと思っている。

ベンツがあったらしあわせになれるのか?シャネルがあったらしあわせになれるのか?ロレックスがあったらしあわせになれるのか?

家があったらしあわせになれるのか?・・・そうじゃないよね、きっと。

家は、容れ物だ。

どんなに容れ物が良くたって、中身が悪いんじゃ意味がない。

その両立をしていく家づくりをしたいなって、願っている。

もちろん、まだまだだなって反省したり、トラブルやお叱りを受けたりすることもあるんだけどね(汗)

 

先日、すごいなって思ったシーン。

DSC06365

 


お引き渡しの時に、タナカとご主人さんが

「(家づくり)終わっちゃったよ~」と、抱き合ったんだよね。

でもさ、このKさんとの家づくりだって、途中でなんか歯車がかみ合わなくなりかけてハラハラしたことだって、あったのよ(汗)

でも、こうなった。

もちろん抱き合っちゃうなんてことを行動として出せる人は、日本人には少ないかもね。

でも、気持ちになることは出来る。

そんな気持ちで住み始められる家づくりは、私はどんな高級住宅やどんなデザイン住宅や、どんな高性能住宅より、家族想いだと思うんだけどな・・・

 

 

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