しあわせ家は、日本で一番素敵な笑顔の集まる工務店を目指します!
おかげさまで創業100年、長野市若穂で家を建てる人たちに、一番多く選ばれた工務店
しあわせ家 田尻木材株式会社 四代目の田尻でございます。
こんにちは。
しあわせ家、昨日、感動物語コンテスト2014の上信越予選会に出品、参加して参りました。
つーか、事実上私が運営実務をやってたんだけど(笑)
参加者 兼 思いっきり裏方ってコトでした。
結果は3位。
・・・まぁ、順位をどうこう言うのはともかくとして、非常にいい経験を私もさせていただきました。
気づきが多かったなぁ・・・
ところで。
なんかね、いろんな話しが一人歩きしているようなので一応書いておこうかな、と。
しあわせ家、現在敷地内に新社屋の建設計画を進めています。
いや、1年も前に古い工場を解体したような気がするんですが・・・(笑)
紆余曲折あって、今に至っています。
で、今年の冬の間に、基礎を一度作ったんですよね。
でもそれを先日、解体してしまったのです、せっかく作ったのに。
基礎を作って、そのまましばらく工事が進まなくてどうしたんだろう??とみんな思っているところに、いきなり解体しちゃったわけですから、きっと皆さんいろんなコトを想像していろんな噂が出るだろうなぁ~、と想像していました(笑)
いい話のタネだよね、そりゃ。
気に入らなかったとか、基礎を間違えたとか、高さを間違えたとか、いろんな話しが私の所にも耳に入ってきましたわ(笑)
ま、あんまりそれについては公言してこなかったのですが、なんか思わぬ所まで話しが行っているようなので、一応ちゃんと状況を書いておこうかな、という気分になりました。
えとですね、
社屋を建て替えるにあたって、2つのことを考えていました。
ひとつはイベントが出来るスペース、ひとつは雑貨屋さんです。
これらを会社敷地内に作ろうとしたのですね。
で、元々はね、社屋+イベントスペースを新しく建てて、引っ越して、今の社屋をリフォームして雑貨屋さんにする計画だったのですよ。
でも、基礎が出来上がった段階で、すごーくおせっかいな尊敬するオッサンが、「いいもの見に行こうぜ!」って私を誘うんですよ。
で、それを見に行ったら・・・
計画を変更したくなって、しばらく悩んだんだけど、やっぱり計画変更に。
そのためせっかく作った基礎が使えなくなり、やむなく解体したというコトなのです。
ものづくりをする立場の人間としてね、職人さんがせっかく作った物を「壊せ」というのは、本当に辛かったです。
解体することを決めた時、関わってくれた職人さんに謝ったんだけど、さすがに涙があふれてきてしまいました。
それでも、計画変更をしたかったんですよね。
基礎を解体した理由は、そういうコトなんです。
バカなことしたよな~、と思われたと思いますが・・・
でもね、細かい失敗ならともかく、結構根本的な計画の変更だったのですよ、やりたいことが。
それを基礎作っちゃったから・・・と、想いと違う物だとわかっていながら作り続けるのって、辛すぎる。
そしてきっとどこかで軌道修正をしたくなるはず。
でもその軌道修正には、更に余計なお金がかかってくるはずだし、完成度は下がる・・・
今なら出来る。
そのギリギリのタイミングに私は滑り込むことが出来たのです。
これはね、ラッキーだったのですよ(笑)
基礎を作って壊して、と、大切なお金をムダにしてしまいましたが、それは自分が至らなかったから。
進む道を間違えなくて済んだ、ということで、総じてOKだよな、と考えています。
今日撮ってきた、お気に入りの一枚(^-^)