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長野市・須坂市・千曲市で注文住宅や新築一戸建てなら「田尻木材」

SPEC標準仕様

新築について/標準仕様
材料や工法につきまして、しあわせやのスタンスは「適材適所」が基本です。
私たちは、先に「物ありき」で考えたくないのです。
材料や素材についての議論より、「家族のしあわせの方が大切」だと思っています。 しあわせやのルーツは、明治43年の創業から続く「材木屋」です。
私たちは家づくりの素材について、プロとしてのこだわりや自信があります。
材木屋の目で選ばれる良い材料を使って、
地震や台風に負けない丈夫な骨組みを持つ高耐久住宅をつくっています。 しかし、家はただ耐久性が高い、素材が良いだけでは意味がありません。
ご家族の要望に寄り添い、自然素材だとか人工的な素材だとかいう枠組みを超え、
幅広くお客様に適した素材を使い分ける自由度を持っています。 プロの目で見て、いい物は幅広く採り入れる。
そしてそれを使って、お客さまに寄り添った家づくりを提案しています。
「しあわせだなぁ〜」そう思っていただける家づくりが出来たら、
私たちはそれが一番嬉しいのです。
なお、このページは大変重要なので、会社の代表者である一級建築士の田尻が執筆いたします。


  
  
このページの要約
断熱について 標準仕様のUa値 2階建0.41 平屋0.34
窓について 高断熱樹脂サッシ「敢えてペアガラス」採用
気密性について C値=0.5
基礎について 下手な職人は入れません
耐力壁について 耐震等級3以上の耐力壁量
土台と柱について ヒノキを中心に。素材と共に量・大きさにもこだわってます
地盤保証について 20年保証をつけています
↓この下で詳しく話しています↓
保証

<気密断熱の話> 断熱について Ua値 2階建0.41 平屋0.34

これから永く快適に暮らしていただくために、冬暖かく、夏涼しい、結露や経年劣化に強いグラスウールのブローイング式断熱工法を中心に採用。グラスウールは住宅用断熱材として約40%という圧倒的シェアを占め、原料の80%以上が家庭などから回収されるガラス素材のリサイクルでつくられており、断熱材の中でも製造時に地球環境に与える負荷が極めて低い素材です。さらに高い防音効果を持ち、コストパフォーマンスに優れた優秀な断熱材です。弊社はこの断熱材を壁に100ミリ(実質105ミリ)、天井には300ミリとふんだんに使用、平均的な2階建ての間取りで外皮性能Ua値=0.41~0.45、平屋の間取りではUA値=0.34~0.38となっています。この値は長野市エリアでのZEH基準(Ua値=0.60)を大きく上回る性能となっています。
またそれを上回るご要望にも積極的に対応しております。具体的には「付加断熱」と呼ばれる手法で断熱性能を増すのですが、2015年に建築した弊社社屋は、その時点で付加断熱を施して建築しています。
※注(株)矢野経済研究所調べ2020年度
保証

<気密断熱の話> 窓について 高断熱樹脂サッシ「敢えてペアガラス」採用

窓には高性能な断熱樹脂サッシを採用し、優れた省エネ効果と防露効果が期待できます。さらに、遮熱・高断熱タイプで紫外線をカットしてくれるアルゴンガス入りのLow-Eペアガラスにより快適な室内環境を実現しています。
弊社では基本的にペアガラスを採用しています。断熱性能だけで言うならトリプルガラスが良いのですが、実際の家の暖かさ(冷暖房費)には断熱性能だけではなく、日射取得量が大きく影響しています。窓から日射として取り入れている熱も考える必要があります。そうでないと、冷暖房費評価としては片手落ちなのです。断熱性が良いトリプルガラスは冬の暖かな日射を反射してしまい、上手く家の中に取り込めません。断熱性能では劣るペアガラスですが、日射取得では有利なので、家の暖かさ(冷暖房費)の差は実はあまりないのです。
一方でトリプルガラスのサッシは重量がかさむため、重いものを動かすことによる長い年月の経年劣化(動きが悪くなるなど)が大きくなります。その点、ペアガラスの方が軽量なのでそういう心配も少なくメンテナンス性に優れており、トータルバランスで考えると長野の気候に向いていると考えています。

<気密断熱の話> 気密性について C値=0.5

現代の住宅では、気密性をある程度高く保つのが常識とされています。気密性を高く、というと息苦しく感じるかもしれませんが、そうではありません。まずは気密性を高くし、入り口と出口をちゃんと決めて計画的に換気をするのが現在の住宅のやり方なのです。この気密性はC値と呼ばれていますが、現在なぜかこのC値は国が基準を定めていません。弊社の住宅の計測実績はC値=0.5~0.8となっており、高気密高断熱住宅の基準として国際的に名高いカナダのR2000基準の0.9を下回っています。必要にして十分であると言えます。
こうした数値で測れる物は、現在、意味もわからずいたずらに数値競争になっているような気がします。しかし実際には、住宅にとって気密性能が必要な理由は2つ、換気装置をちゃんと働かせるために必要であることと、壁の中でのけつろをふせぐこと、です。このための目安はだいたいの目安はC値=1以下と言われており、カナダのR2000基準が0.9であることとも一致しています。それ以上良い数値だったとしても、それはさほど大きな意味を持たないのです。それを「丁寧な仕事の証拠」と言う意見もありますが、現実的にはそうとは言い切れないと考えます。
パッシブデザイン

<気密断熱の話> 光と風を暮らしの中に

機械に頼りすぎずに自然の力を有効活用し、快適に暮らしながら省エネを実現させる設計思想です。夏場は風をコントロール。風通しを考えた窓の配置を。また吹き抜けや高窓、室内の明かり採り窓を上手に組み合わせ、光を室内に導きます。また窓の高さを考慮することでプライバシーにも配慮した設計をしています。
また風を考える上で、換気計画・換気装置をきちんとするのは当たり前ですが、例えば信州においては夏場など、夜や朝方などは窓を開けて自然の風を取り入れる文化です。風の入り口と出口を意識した間取りの設計は、プラン提案力を磨き続けている弊社の得意とするところです。また窓を閉めたときの換気装置については、複雑な換気装置を敢えて避け、シンプルな第3種換気を換気扇の組み合わせにて行っています。性能だけの話をしたら、熱交換などを行う第1種換気の方が有利かも知れません。しかしそれはしっかりとしたメンテナンスが行われないと様々なトラブルを起こしやすくなります。弊社では、高性能であっても取り扱いがデリケートなものは、標準仕様とすべきではないと考えています。ザックリと使える第3種換気の方がメンテナンスの手間が省け、より多くの方にとって住みやすい仕様であると考えているのです。
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<構造体の話> 基礎について 下手な職人は入れません

基礎については、実際のところ、仕様うんぬんよりも、現場の職人の腕に左右される部分がとても大きい工事です。同じ図面で基礎をつくらせても、どうしてこんなに高さがバラつくんだということが起こるのが現実です。そのため、下手な職人は使わない、というのがまず必要な対策です。なかなかこうした公の場では書きにくいことですが、弊社ではまずそこを大事にしています。
その上で、基礎全体に十分な鉄筋を配した頑丈な鉄筋コンクリート造ベタ基礎を採用しています。建物全体をコンクリートの底板全体で受け止めて重量を分散し支えています。特に力のかかる基礎上下端には、一般的な配筋に比べて配筋量を2倍に増やし、建物をしっかり支えています。
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<構造体の話> 耐力壁について 耐震等級3以上の耐力壁量

わかりやすくお話ししますと、耐震等級1に必要な耐力壁の量が「1」だとします。耐震等級3に必要な壁量は「1.5」になります。弊社ではそれを上回る耐力壁「2」を目安に設計しております。
また、家の壁全体を一体化させる、ゆがみに強い耐震パネルを用いた工法を採用しています。これは木造在来工法と2×4工法のいいところ取りをした工法で、地震に強くなると共に、気密性能も良くなり断熱性能も向上する、とても優れた工法です。
採用している耐震パネルはEXハイパーという、近年住宅に広く採用されている優れたパネルです。このパネルは耐震性に優れるのはもちろん、長期間経過しても寸法の伸び縮みが少ないので建物の性能を長期にわたって保持し続けられます。また火にも強く、湿気を通し、建物の耐久性をも向上させる効果があります。
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<構造体の話> 剛床について

土台等を格子状に組み上げ、その上に分厚い構造用合板を敷き詰めることにより、土台や梁など家全体を一体化させています。そのため横からの水平力やねじれに対して、とてもねばり強い性質を持っています。耐力壁のところでお話しした、木造在来工法と2×4工法のいいところ取りをした工法です。
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<素材選びの話> 土台と柱について 素材と共に量・大きさにもこだわってます

家を支えるのに重要な材料である土台と柱には高強度・高耐久に優れるヒノキ材を中心に採用しています。昔から寺社仏閣には必ずといっていいほど使われるように、ヒノキはとても日本の風土に合った優れた木材です。防虫性が高いため白アリにも強く、さらに腐朽菌にも侵されにくい特性を持っています。またヒノキ=高級というイメージもありますので(実際に高級です)、満足度も高いのではないでしょうか。
また、素材選びも大切ですが、実際の家づくりでは柱や梁の量とか太さもとても大事です。これについては経年劣化という、とても数値化しにくい要素が絡むので、住宅会社は言及することが少ないです。単純に言うと「細いものはへたりやすい」「量が多い方が長持ちする」ということです。弊社は元々が材木屋ですから、質・量・太さ共にとてもこだわっています。しかしただ1点、柱だけは太い方ではありません。その分、数を入れて補っています。なぜそうしているかというと、デザイン的な美しさにこだわりたいからです。太い柱を使うと、建物のデザインの線が太くなります。デザインの世界では、基本的に線が細い方が美しいのです。
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<素材選びの話> 無垢の床板について 無垢だけがいいわけではない。

木が持つ本来の肌触りや風合いを直接感じられる、無垢(むく)の床材を積極的に採用しています。(ベニヤ板ではなく、一本の木から切り出した床板を無垢の床板と言います)裸足で歩いたり、寝転んで安らいでみたりすると大変気持ちが良いのが特徴です。時と共に変化する木の表情も日々味わうことができ、愛着のある住まいをつくります。風合いを大切にしたい方にはおすすめです。
一方で、無垢の床板は扱いがデリケートな一面も持っています。ひび割れる可能性はありますし、隙間があくのでお掃除の手間も増えます。今の日本人は外に働きに出ることが増えたので、家事をいかに楽にするかということが大事です。そういう意味で、無垢だけにこだわらない柔軟な提案を行っています。実際に、代表である田尻は自宅の床には一切、無垢の床板は使っておりません。全て「メンテナンスフリー」を謳った合板フローリングで仕上げています。掃除が楽な方がいいという価値観だからです。

<素材選びの話> ハイクリンボードについて

天井や壁の下地になるのが石膏ボード。しあわせやではその石膏ボードにハイクリンボードを採用しています。これは有害なホルムアルデヒドを吸収分解してくれる性能を持つ、高性能の石膏ボード。これがほぼすべての壁と天井に使われていることで、室内の空気環境がきれいに保たれます。20年前、まだ業界内でもほとんど使われていなかった頃から標準採用し続けています。

<検査と保証の話> 標準施工マニュアルについて

実は木造住宅において、「正しいつくり方」が法的に定められている部分はごくわずかしかないのです。それではどうやってつくられているのかというと、かなりの部分が職人さんと現場監督任せになっているのが世の中の現実なのです。これでは住宅の品質は安定せず、当たり外れが出てしまいます。

しあわせやではそれを防ぐため、自社独自の詳細な標準施工マニュアルを作成、それに基づいた品質管理をしています。またこの標準施工マニュアルは定期的に改訂され、より良い家づくりを目指しつづけています。
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<検査と保証の話> 地盤保証について 20年保証をつけています

地盤に合わせた基礎の仕様を提案するために地盤調査を行います。調査は社会的に信頼があり、実績豊富な地元の上場企業に依頼をしています。調査結果は自動的にセカンドオピニオンにかけられ、不必要な改良工事を防ぐ仕組みを採用しています。それでも地盤が軟弱で改良工事が必要との判断が出た場合のみ、地盤の改良工事を行います。その場合、地盤改良工事後に保証書の発行を致します。
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<検査と保証の話> シロアリ保証について

お引渡し後10年以内のシロアリ被害発生に対し、最高1000万円の安心保証をお約束いたします。基礎と土台の間にキソパッキンを敷きこむことで自然の気流を活かした床下全周換気により、シロアリを寄せ付けない環境をつくります。薬剤によるシロアリ防止ではないため、保証期間の10年にかかわらず効果が長続きすることが期待されます。
保証

<検査と保証の話> 社内検査について

建築中、工務と設計で自主検査を行います。大工工事完了後の「木完検査」と全て完成した後の「竣工検査」の2回となります。一人の目だけではヒューマンエラーを生じてしまう可能性がありますが、ダブルチェックでより厳しいチェックを行っています。
保証

<検査と保証の話> あんしんの定期点検について

お引渡し後、1ヶ月,1,2,5,10年の計5回、定期点検を実施しています。2024年からは15年点検を開始しました。また点検だけではなく、夏と冬の年2回、お客様宅への訪問をしております。
お引渡し後は住宅周辺環境の影響やご家族のライフスタイルの変化によって、どうしても経年劣化や摩耗などが発生します。お家が長持ちするようにメンテナンス担当が訪問し、お客様と一緒に対策を考えます。通常の使用方法で故障や不具合を起こしたケースであれば、お引渡し後5年間の修理メンテナンスを無料にしています。