おかげさまで創業110年
しあわせや 田尻木材株式会社 四代目半の田尻でございます。
ご相談中のお客様から
「なかなか間取りが決まらなくて・・・」
というお話を聞きました。
最近一般的なお客様が建てるお家は、だいたい30坪前後~33坪あたりまで。
その中で、あれがほしい、これをつくりたい、
とやりくりしなければならないのです。
なかなか間取りが決めきれないのも、無理もないのかもしれません。
私が思うに、
最近のお客様が間取りが決められない理由は、ここにあるような気がします。
それは
「リアルな家を見ていないから」
それは見学会でも、モデルハウスでも友達の家でもいいのですけどね。
何を見るか、ではないのです。
必要なタイミングで見る方がいい、と言えますか。
自分の家になる間取り図を持って、リアルな家を見たほうがいいよ、という意味です。
まぁ、さすがに昭和の時代に建てられてた実家を見てもダメだとは思いますけど・・・(汗)
最近の傾向として、お客様はSNSなどでお家をたくさんみています。
これはずっとここ15年以上続いている傾向なのですが、最近は特に顕著です。
なんですけど、ここに落とし穴があるんですよね。
スマホでいくら家の写真を見ても、
実際にそのスペース感、広さ感、高さ感などを、具体的にイメージ出来る人はひとにぎりです。
私たちのように日常的にその感覚になれている者でなければ、なかなか難しいでしょう。
私がココで言いたいのは、
「図面に描かれている広さが分かってない」
ということです。
ところでみなさん。
収納も広い方がいいですよね?
子供部屋はそんなに広くなくてもいいけど、
それなりの広さのクローゼットが欲しいですよね。
室内干しのための広いスペースがあったらいいですよね。
二人並んで使える洗面台があったらいいですよね。
・・・それを全部叶えたら、お家の広さって、どうなります??
悩むポイントは、本当に要望を全部盛り込んだらお家が大きくなり過ぎてしまって金額的にオーバーしてしまう。
だからどう折り合いをつけるか?
というところが、きっとみなさん多かれ少なかれあるはずです。
なんだけど。
図面に描かれてる広さ感覚がちゃんとつかめていないと、
そこのギリギリを狙った折り合いがつけられないから、
なんでもちょっと余裕を見ていくことになってしまう。
で、結果、予定より大きいとか、金額オーバーとかになってしまうわけです。
間取りを考えるときって、
「まぁ、この位でもなんとかなるかぁ」
という大きさの場所をつくっていかないと、なかなか思うようにはまとまらないんですよね。
そのためには、ご夫婦でそのスペース感を疑似体験しないと、なかなか話が進みません。
私、20年以上この仕事をしていますが、「この方は広さの感覚をつかんでいるな」と思う方は1/10って感じでしょうか。
そして家づくりはだいたい2人セットでつくることが多いです。
夫婦二人が広さ感覚を持っていないと話が進まないのですが、
二人とも持っている確率は、1/100ってコトになりますね・・・
ご自身と相方さんは、いかがでしょうか?
だったら、見に行った方が早くないですか??
というお話しです。
注意点。
今、間取りを描いている住宅会社ではない所に見に行ってこれをやるのは、ちょっとよろしくないです。
もしやるなら、最初にワケを話した上で入場するといいでしょう。
(入れてくれるかどうかはわかりませんが)
私ごとです。
もう一週間経っちゃいましたが、写真展が終わりました。
ちなみに↑この写真は、A1サイズに拡大して展示したのですが、手間が掛かった写真です。
理由は・・・
下に、撮ったままの状態の写真を載せておきますね(笑)
ってことで、
今日も
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