しあわせや ヤマグチです。
先日、季刊誌のインタビューの為オーナー様のお宅へお邪魔してきました。
私はいつものごとく、カメラマンで参加させて頂いております。
いつも思うのですが、住んでからのお家をじっくりと見る機会ってなかなか少ないので貴重な体験となります。
いろんなお家を見ているのですが、いつも新たな発見がたくさんあって面白いですね。
完成見学会やオーナー様見学会、お友達のお家が見れる機会があるようでしたら、実際に体験されると良いと感じます。
「目線」・・・目で見ている方向。転じて、ものの捉え方を意味します。
お家づくりはタイミングによっていろんな目線で見る事が出来ます。
①どこの工務店で建てようか迷われている時は、とりあえず様子を見るだけのサングラス目線。
②こんなお家がいいよね~と夢が膨らんでいる時は、夢と希望が溢れた盲目的な目線。
③土地や建物のサイズ感、予算などが決まり、自分たちに必要な物と必要で無いものが見えてきたが、いまいち自信が持てなく目が泳いでしまう目線。
④具体的に話がまとまってきた時は、落ち着いて判断が出来るまっすぐな目線。
⑤実際に住んでみて、良し悪しが分かった大人目線。
状況によって、もっとたくさんの目線があると思います。
特に、②と③のままだと迷子になってしまい・・・いわゆる迷宮入りをしちゃいます。
そこで大事なのが・・・
⑥仕事人としての目線。
これはたくさん経験値を積んだ人こそ、いろんな場面で手を差し伸べることが出来るようになります。
設計はいろんな高さの目線を見て感じたことをお客様に伝え、エスコートしていきたいと思います。
トップの写真はタッセル(カーテンベルト)に造花がDIYされていました。
光が当たりやすい場所に明るいお花、空間が柔らかくなりやさしさが出てきます。
よりカーテンに愛着がわきそうです。
設計 ヤマグチ