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BLOGしあわせブログ

2023.09.03【家づくり】気密性能とは何か?なんのためか?

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Shiawaseya-【家づくり】気密性能とは何か?なんのためか?

おかげさまで創業110年

しあわせや 田尻木材株式会社 四代目半の田尻でございます。

 

【家づくり】気密性能についてのここ2,30年の動き

そもそも日本の家づくりは、気密なんてまったくないのが普通でした。

家の中と外は、障子とか木製ガラス窓で仕切られてるだけでしょ?

そういう家は隙間風ビュービューなので、気密なんて物はないに等しいです。

しかし時代が変わってアルミサッシって物が出てきて、

そして家には断熱材ってのを入れるようになって来ました。

そうすると、壁の中でカビやらキノコやらが生えちゃって家が腐っちゃう、

なんてことが起こってきちゃったのです。

それは、断熱をする=気密工事をする 一体にしないとダメなんだ、

ということが住宅業界で理解されてないために起こった不幸な事故でした。

 

そしてそれをなんとかしようと、

1990年代に「高気密高断熱住宅」というのが話題になったのです。

が、ちょうどシックハウスなんていう話が話題になったのと重なってしまった?

気密性がそれを助長したから問題になったのか、まぁいろんな要素が絡んで社会問題に発展します。

で、2000年代に入ると、

その反動で反高気密の流れが強まります。

「高気密の家はビニール袋で包まれている」「息苦しい」みたいなことを言う人たちがいたんですよね。

でもすみませんが、それって感情論で、技術的に言ってることおかしいし。

そう思った私は自宅を高気密高断熱住宅で建てました。

2001年のことです。

その時測った自分の自宅のC値は、0.43だった気がします(うろ覚えですが、0.4台だったことは確か)

(↑この辺の話は語り出すとすっごく長くなるので、思いっきりあらすじだけ書いてます)

 

 

 

 

【家づくり】気密性能とは何か?なんのためか?

現代においては、反高気密の流れはずいぶんなりを潜めています。

(当たり前です、そんな事言ってるの世界中で日本だけらしいです)

ちなみに20年前には高性能住宅と言われた私の家の断熱性能Ua値は、たぶん0.75位です。

この数値は、ウチで普通につくってる平屋のUa値が0.35近辺ですから・・・

いかにこの20年間で求められてる断熱性能が上がったかがわかっていただけますでしょうか?

で、ここまで来ると、気密は息苦しいなんて言ってたらえらいことしちゃうんですよね。

 

あ、また能書きを言ってしまった。

 

気密性能とは、超シンプルに言うならこの2つの理由のために必要です。

①壁の中(断熱材があるところ)に湿気を寄せ付けないため

②換気がちゃんと働くようにするため

これを更に細分化していくともっといろんな項目が言えますが、

シンプルに言うならこれです。

 

これについても書くと長くなるので、

そしてこれに興味のある人はいろいろ他に書いてあるところあるからそちらをどうぞ(←おい

 

 

 

 

①壁の中(断熱材があるところ)に湿気を寄せ付けないため

はしょって書きますね。

壁の中(には断熱材があるとして)に、家の中の湿気った空気が流れ込むと、壁の中で結露を起こす可能性が高くなるのです。

昔、壁の中でカビだキノコだ、、、ってのが起こったのは、この結露水が原因。

なので、何かしらの方法で壁の中に湿気が入らないようにするのは必須です。

ただしあのキノコ問題が起こったときとは家づくりの技術レベルが違うので、

湿気が入ったとしてもキノコ問題は起こりにくくなっていることは書き添えておきます(起こらないとは言わない)

 

②換気がちゃんと働くようにするため

現代の家は、換気装置というのが基本的についています。

これは日本の場合、1990年代のシックハウス対策の流れで義務化された感じがありますが・・・

でも本来の流れで言うなら、

断熱材を使うなら気密性能が高くなる→隙間風では換気量が足りない→換気装置が必要

なんだと私は思ってます。

まぁいろいろな要素が絡んでるのですが。

これから言うことはちょっとこの流れとは逆なのですが、

日本の場合、気密性能の話があまり語られない状態で換気装置が義務化されてしまったので、

換気装置をちゃんと働かせるためには、気密性能を上げないとダメよ

という流れも出来てしまってるのです。(さっきと逆なのよ)

 

例え話をすると、

ストローでジュースを飲むときのことを思い浮かべて下さい。

ストローの側面に、誰かがいたずらして爪楊枝で穴をボコボコ開けちゃったとします。

・・・さて。そのストローで、ちゃんとジュースは飲めると思いますか?

ストローが家、ジュースが空気です。

換気装置ってのは、空気の入り口と出口を決めて空気を流す仕組みです。

ストローの入り口と出口です。

で、そのストローは、穴が空いてない方がジュースがちゃんと飲めます。

まぁ、そういう意味では気密性能C値は低い方がいいのは確かです。

 

なんだけど、

そこでやたらに気密性能を高くしてみても、

あんまりメリットもない、というのも確かなのですよ。

気密性能を語るときに、いちばん引き合いに出されるのが、カナダのR-2000という住宅の基準。

ここで求められている気密性能C値は、0.9なのです。

私はC値は0.5~0.9もあればもう十分!

それ以下(それよりいい数字)だとしても、実際そんなになにかメリットあるの?

と思ってます。

 

理由は、

0.5~0.9をクリアするような家であれば、

壁の中に湿気が入ったとしてもわずかで、それは現代の住宅の作り方では安全圏といって問題ないレベル。

そして換気装置は、これも能書きをいろいろ言う人がいるけれど、

現実にはソコソコちゃんと働いてれば普通に安全な生活は成り立つから。

あんまり気にしすぎてもしょうがないし、困ったら窓開けるなり、換気扇くっつけたら致命傷にはならんでしょう。

つーか、窓開けた段階でもう計画換気なんて成り立ってない。窓を開ける=どでかい隙間だからね。

そこを突き詰めてみてもさぁ、、、意味ある??って言いたくなります。

(長野県民は窓開けるからねぇ)

気密性能を技術の高さの証だと自慢する方もいらっしゃいますが、、、

まぁ否定もしないけど、同じことをしたいとは私は思わないです。

それが「いい家」「お客様の喜び」に直接結びつくとは思ってないから。

 

ずいぶん長くなりました、、、

 

 

ってことで、

しあわせは、いつもの中にある。

 

 

      

      

      

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