おかげさまで創業110年
しあわせや 田尻木材株式会社 四代目半の田尻でございます。
広報スタッフの徳嵩さんと、販売中のモデルハウスへ写真撮影に行ってきました。
建物の写真としてはこの写真、建物がわからないのでイマイチですが、
ふだん私が撮っているポートレート目線からしたら、けっこうイイ感じかなぁ?
(ご注意:最初は家とは関係ない話が続きますが、後半への伏線です。)
私がプライベートで↑ポートレート写真を撮っていることは、このブログでも時々書いておりますが。
地元信州では年に1度の写真展が、今日14日から安曇野で始まっています。
で、昨日はその写真展会場に写真を飾り付けに行きました。
で、そこで、この次・・・年末に東京で行われる写真展に一緒に写真を出すモデルさんと、
次回作についてのミーティングもしたのです。
私は、どんな雰囲気の写真にしたいのか、の話をします。
それを、モデルさんはモデル目線から、
もう少し具体的なイメージ・・・どんな衣装にするか、などに落とし込んでいきます。
そういう雰囲気だったら、こんな服がある。
これとこれを合わせて、これを下に重ねて行くと、抜け感だ透け感が出ていいと思う。
みたいな話を、彼女の過去の着用写真と合わせて見せてくれるのですが。
ぶっちゃけ、私にはもう、重ね着とか言われた段階で、よく分からなくなってます(汗)
「ワンピースが白黒ベージュがありますけどどれにしますか?」
ぐらいだと「黒かな~」とか言えるのですがね(苦笑)
たぶん彼女の頭の中には完成イメージが思い浮かんでいるんでしょうけれど、
過去の着用写真を見せてもらっても、私には残念ながら思い浮かばないのです。
大きな方向性・・・1番影響の大きいベースになる衣装だけは選びましたが、
後の細かいアレンジは、彼女を信頼してお任せすることになるかと思います。
彼女はモデルさんの中でもファッションに対する感覚が高い方なのですが、
それは私の好む写真の方向性とはちょっと違ったので、あまり一緒に撮影することはなかったのです。
が、彼女の新しい挑戦の都合上?なぜか私が誘われて一緒に写真展にチャレンジすることに。
そして今回が2度目の展示。
その間にもいろいろな撮影を重ねてきていて、
このぐらいの話をしておけば、あとはたぶん汲んでくれるから大丈夫、という信頼感が生まれています。
(と、私は思ってる)
私はこの時、話をしながら、
あぁ、これ、家づくりと一緒なんだよなぁ・・・
と、写真とはぜんぜん違うことを考えていました。
私も現役の設計士です。
数は少ないけれど、私が設計担当というお家もあります。(まぁ、補佐してくれる若手の存在が大きいですが笑)
最近のお客様は、基本的にInstagramなどで写真を集めてきて、
こんなのが好き、というイメージを示して下さるコトが多くなりました。
それがしっかりまとまっている人もいらっしゃれば、
ホントに全部入れたら幕の内弁当になっちゃうよね、という方もおられますけど・・・(汗)
でもほとんどの方は、いろいろお話をしていくと、
打ち合わせの後半では、私、だいたいそのお客様の選びそうなものはわかるつもりです。
(それは私だけではなく、たぶんほとんどの設計士がそうだと思いますが)
そこまでお互いの関係性とか理解度が高まっていると、
お客様が自分の好みを自分の家に落とし込む、
という作業をするより、
ひょっとして
「設計士さんにある程度お任せしてしまう」というのもアリになってくるかも知れません。
イヤなものが出てきたときだけNOと言う、とか、
どっちがいいかと聞かれたときだけ「こっち」と選ぶ、など。
でも基本的には好みや意向を伝えて「まとめて下さい」とお願いしてしまう。
最初からは私は出来ませんよ、打ち合わせを重ねれば出来る、という話です。
ただ、さっきの話の衣装のように、
そもそも頭の中にイメージが描ききれてない私が衣装に口出しても、たぶん統一感とかバランス感を欠くことになるような気がするのです。
お互いが「大丈夫だな」という感覚が醸成出来た場合には、
「丸投げ」というと言葉が悪いけど、一通りお任せするのもアリなんじゃないかと思います。
その方が気に入ったものが提案される、とも言い切れませんが、
おそらく完成度は高いもの(統一感がある、まとまりがある、バランスが良いなど)になることは間違いないと思います。
以下、私ごとです。
↑で話したモデルさんとは、打ち合わせを兼ねて、川べりで花火撮影をしてました。
たまたま線香花火のテストをしてたときに何も考えずに撮った1枚が、
あまりにも「貞子」だったので、
それらしくレタッチしてみました(笑)(モデルさん公認)
こんなかんじです(爆
さっき書いた写真展の話。
開催日:9/14(木)~9/18(月祝)
会場にいる日:16(土)17(日)18(祝)
場所:安曇野 ギャラリーレクラン
ちなみに会場は、ガレットが美味しいレストラン「ブレ・ノワール」に併設されてます(写真展だけ見に来てOK)。
ってことで、
**お役立ち情報**