おかげさまで創業110年
しあわせや 田尻木材株式会社 四代目半の田尻でございます。
こんにちは。
リフォームのお客様の家に足場をかけたので、足場の確認と、お家の傷み具合の確認に行ってきました。
ちょうど夕暮れ時で、すっごくキレイな夕焼けというわけではありませんでしたが、いい景色が見れました。
なんか、たまに高い所からこうして眺めてみるのって、いいんですよねぇ。
(みなさんは絶対足場の上に登っちゃダメですよ!!)
今日のはほとんど独り言ですけど・・・
私、住宅会社の代表をやってるじゃないですか。
地元の工務店としては、比較的大きな方になっちゃいましたけど・・・
でも最初から今の人数じゃなかったんですよね。
入社したときは、前社長(オヤジ)とオフクロ、経理の番頭さん、駒津(当時からいたセンパイです)、あと土木担当の人がひとり。
あとはまだ製材工場があったので、材木を挽いていたオジサン達が4人くらいいましたか。
そんな感じでした。
もう何でもかんでも自分でやった時代。
お風呂のリフォームだからと、駒津に工場のおじいさんと共に駒津につれていかれ、
(そう、正確にはオジサンではなく、おじいさんでした)
ドカドカと自分でお風呂を壊したり、
新築する家の足場をその3人で組んだりしてた、そんな時代でした。
そこから10年すると、今の鹿田、菅沼、山口が加わってて、
ずいぶん雰囲気変わってるんですけどね(笑)
私はコンシェルジュ 兼 設計担当として最前線にいつもいましたし、
お客様との関係がほぼ全て見えていて、
逆にお客様も私の顔が見えて普通に話をしてたり。
小さい組織に特有の一体感があって、今思えば楽しかったのかなと思います。
(ちなみに鹿田は経理担当、山口は設計じゃなくて現場担当として入社したんですよ~)
できるだけそういう雰囲気を残しながら、
会社を成長させようと思って、今に至ります。
雰囲気としては、工務店という組織としては、小さな組織の人間関係の濃さをかなり残してると思います。
それはそれで良かったなと思うんです。
でも私の立場は変わったよなぁ、、、
ということも時々感じます。
直接担当してるお客様としかなかなか話せなくなりましたし。
本来、会社の規模感から言うと、私はマネジメントに専念してなければいけないんだと思います。
だけど、思うんですよねぇ。
それってお客様の顔が見えなくなるよね。
なんのために家つくってるのか、きっとわかんなくなるよね、と。
マネジメントって、どうしても会社の中や、会社目線で物事を見がちです。
本来それじゃいけないんですけれど、
目の前に見える景色がそれしか見えなくなったら、
見えてる景色が仕事の世界の全てになってしまってもおかしくありません。
それがいやで、
いまでもこうして少数ではありますが、
設計したり、リフォームを担当したりして、
お客様との現場感覚を持ち続けるようにしているんですよね。
足場がかかったときに、上に登るのってダイスキです♪
でも実は私、高い所ダメなんです(笑)
新卒で入った会社の一番最初の現場で、
足場の上が怖くて、四つんばいではって進んでたことがあったぐらいなんですけどね。
30年もやってると、この位は慣れましたね(笑)
今日もいい景色見たなぁ。。。
ってことで、
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