おかげさまで創業110年
しあわせや 田尻木材株式会社 四代目半の田尻でございます。
こんばんは。
会社の敷地の中には私の実家があるのですが、
母親に「黒い倉庫の裏側に彼岸花がキレイに咲いているよ」
と言われ、そうかと思って撮りに入った写真。
敷地内だろう、わからなかったのか、と思うかも知れませんが、
なかなか目につかないところだと。。。。
さて、今日は
目次
ウチのスタッフの身内でトイレの便器が不調(水漏れ)で、私が見に行ったりしたのですね。
そんなこともあって、便器のことを書いてみようかなと思いたちました。
概要としては、
便器には、
があって、
さらに一体型の中に
がある、
ザックリ言うとそんな感じです。
(まぁもっと特殊なタイプもあるけどね)
ちなみにしあわせやとしては、
言葉で言ってても分からないので、写真で見ましょう。
これは、タンク、便器(下の部分のこと)、便座、と
大きく3つの部品が組み合わされてつくられている便器です。
これのメリットは、シャワートイレが壊れても交換がしやすい、
という1点かなと私は思っています。
シャワートイレは電化製品ですので、まぁ10年もすれば壊れます。
しかし他の部分なんてそうそう壊れるものじゃないので、便座を換えれば長く使えるのが長所です。
短所を挙げるなら、
バラバラなものを組み合わせてるので、ちょっとお掃除性が良くないんですよね。
継ぎ目や隙間が多いからお掃除しにくい、という言い方が一番適切かも知れません。
私個人としては、近年あまりオススメをしないタイプです。
一体型でタンクあり、というと、
一番代表的なのはこんな感じです。
あれ?さっきの便器と何が違うの?と見えるかも知れませんね。
便座とタンクの間に継ぎ目がないのがわかりますでしょうか?
さっきのが3つの部品でつくられているとしたら、これは2つの部品でつくられている、という感じです。
陶器の部分とプラスチックの部分、という感じでしょうか。
一体型のタンクありの中には、こんなのもあります。
タンクがあるんですが、タンクレストイレっぽく見えるタイプ。
これ、タンクはちゃんとついてるんです。
でもいかにもタンクですよ!という主張がないように、タンクをグッと下に押し込んだデザインになってます。
しあわせやとしていちばんよく採用しているのがこのタイプですね。
タンクありなし共通の長所としては、お掃除しやすい仕組みになってるとか、
そもそも掃除しなきゃならない継ぎ目がない、ということでしょうか。
短所は、壊れたときには最悪は上半分交換とか?
あと機械部分が壊れてしまって、交換部品がなくなってると、全取っ替えになっちゃうところですね。
便器全体の寿命としては分離型の方が長いと言えます。
これは一体型便器全体に言える短所というか、宿命ですね。
デザイン的にはこれが一番キレイですね。
ウチでもよく選ばれてるトイレです。
これのいいところは、もうまんまデザイン性の良さ。
短所は、、、↑同上。と、値段が高いこと。
汚物を流しきる安定性も、タンクありに比べてちょっと劣る気がしますね。
何がいいのか?
これは価値観にもよります。
便座だけ取り替えれば長く使える分離型も、ものを大切に長く使う、ゴミを出さないという観点ではいいでしょうし。
日頃のお手入れが楽な方がいい、と考えれば、一体型の方がいいし。
ところでこのブログを書こうとした一番直接的なキッカケはですね、
こんなことがあったんです。
冒頭に書いたスタッフの身内の家の、壊れた便器。
これは分離型のトイレで、便座だけ交換すればいい、という話になりました。
普通に問屋さんに、この便器にあてはまるシンプルなイマドキの便座持ってきて、
と見積を取ったんですけど。
よく見たら、うちで一番よく使ってる一体型便器が買えちゃう値段だった・・・
ウソのような本当の話。
これは、ウチの会社がLIXILと仲良しなので仕入れが安く、
その分、他の便器メーカーとは付き合いが浅いから、
LIXILに比べたら割高だった、というせいもあります。
(ほとんどそれかもしれない)
だったら20数年前の便器を使い続ける理由はどこにあるのか?
ちなみにそれだけ古い便器だと節水型になってないので、
1回に流れる水の量が2倍になります。
どっちがエコなんだ??
よく分からなくなりますよね。。。
ってことで、
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