おかげさまで創業110年
しあわせや 田尻木材株式会社 四代目半の田尻でございます。
こんにちは。
久々?にSACHIYAcafeでランチしました。
ベーグルとトーストがありますが、私はトースト派(笑)
本題。
8月に、大手製材会社の工場で、火事がありました。
ほぼ丸二日間燃え続けたようですが、どうもそこで燃えてしまった木材はそう大したことはなかったようです。
しかし、問題はその後で、、、
この火事で、住宅の構造材として一番メジャーな米松と言われる木材を製材する工場が全焼してしまったようです。
復旧には3年ほどかかってしまう、という情報が来ています。
こちらの会社は、この米松の取り扱いについては、かなり、かなーりのシェアを持つ会社です。
その中でもかなり大きな工場が燃えてしまったようで、出荷制限が9月に発表されました。
どこまで影響が出るのか?そうたいしたことはないのでは?
みたいな楽観的な話もあったようですが、現実的にはこの材量の供給にはしばらく影響がありそうです。
まぁこれは「米松」という素材の話であって、
家はこの木でなければ建てられないわけじゃないです。
だから「家が建たないよ~」という話ではありませんし、
品質低下とか言う話でもありません。
ただ、違う木材の種類になるところがある、という話です。
弊社は米松を中心に使ってはいますが、
私の考えは「適材適所」なので、米松じゃなきゃダメとか思ってるタイプじゃありません。
集成材もいいところがあるので、向いてるところには使えばいいじゃん、と思ってるタイプです。
(世の中には集成材について否定的な住宅会社さんもいるのです)
また、米松がダメなら違う素材にすればいいじゃん、無傷だし、と思うかも知れません。
でもそんなに甘くなくて(笑)
何かが足りなくなれば、その影響であちこち飛び火して、あれもこれも品薄になってくものです。
正直に言えば、こういうときは日頃の取引量がものを言います。
問屋さんにとって弊社は大きめな取引先となっているようですから、
聞いている範囲では、影響は最小限に押さえられるのだろうと思います。
(端的に言うなら、わりと優遇される、ということです。)
問題は、
なんにしても供給量が落ちるので、おそらく木材の価格は徐々に上昇傾向に行くのだろうということ。
正直
「またかよ!」
という気持ちです。
やっと最近ちょっと落ち着いたと思ったのに・・・
カンベンしてほしいなぁ。。
住宅の価格の先行き不透明感は、まだしばらく続きそうです。
待ってても下がらないから、建てたい人はお早めにね。
ってことで、
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