おかげさまで創業110年
しあわせや 田尻木材株式会社 四代目半の田尻でございます。
こんばんは。
今日、ビジネス上のお打ち合わせで社外の方とお話をしておりました。
先方のメンバーには30代前半の女性がいらっしゃって、既にお家を建てられた経験をお持ちでした。
お仕事の話でいろいろなことを話している中で、
「私、家づくりが『苦しかった』んです。。。」
という、けっこう私には衝撃的な話が出てきたのです。
どうやら、いわゆる大手ハウスメーカーで建てたのではないかな?という雰囲気でしたが(流石に社名は聞けませんでした)
自由設計とはいいながら、変更するとすごく値段が高くなるとか(まぁ、、、あるあるです)
自分たちもやりたいことがあったのだけれど、それが素直には出来なくて、
ルールの範囲内でどうやって「妥協点を探すか」という作業が『苦しくて・・・』
かいつまんで言うと、そんな感じでした。
えーっと。
正直に言うと、特にめずらしい話じゃありません。
変更するとびっくりするほど高くなるのは大手さんによくある話ですし、
(そういうところは地元工務店の方が柔軟性が高いです)
どこの会社も主力となるグレードは標準仕様とかルールが決まっているものです。
そこを逸脱しないようにしながら自分たちの希望を叶えるように、
住宅会社と一緒にあれこれ考えて行く。
それは注文住宅としてごく普通の話なのです。
(特に売れ筋グレードではね。もちろん何でもありのプランもありますが、全体的に高いものです)
弊社のお客様だって、みなさんそれでいろいろ悩んでいただいてるはずです。
その作業は『すごく大変』だと思います。
でも、、、
私たちは、お客様が家づくりを振り返って
『苦しかった』
というイメージは、あまりありません。
大変だった
疲れた
とは言うと思います。
でも、
『苦しかった』
って、言うかな・・・
やってることはおそらくそんなに変わらないと思います。
でも、おそらく、お客様との関係性だったり、
設計や仕様選定に対する対応のスタンスだったり、
なにかそういうソフト的な部分が違うんじゃないかなと私は感じました。
同じ苦労をしても、
みんなでワイワイやっているのと、
一人で孤独に苦労しているのとでは違うでしょう、みたいな部分の話です。
まぁ、弊社だって100%のお客様に100%満足してもらえてるわけじゃないから、
中には「苦しかった」とおっしゃる方もいるかも知れません。
でも。
私たちは、『打ち合わせ終わっちゃうの、寂しいです』
って言ってもらうことが多いです。
そういう家づくりの仕方をしたいなと思ってます。
ってことで、
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