しあわせや ヤマグチです。
設計をしているとご要望の1つに多くなってきたと感じるのが「ランドリールーム」の存在です。
ウィキペディアによると・・・洗濯室と呼ばれる部屋で衣類の洗濯、乾燥を行う部屋とあります。
さらに望ましいのが、ここに作業スペースと収納スペースが加われば、1室で家事動線が完了するので家事効率がアップするというわけです。
一昔前の間取りでは1階に洗濯機があり、2階のバルコニーへ洗濯をした物を干しに行くという動線が定番でした。
ただ、洗濯をした重い洗濯物を持って2階バルコニーに行って干す・・・考えただけで重労働ですよね。
また、共働き世代が多いので部屋の中に干していた方が、雨の時に心配事が減りますし、夕方の暗い中バルコニーで取り込むことも無くなります。
PM2.5・排気ガス・黄砂など大気汚染の問題や花粉などのアレルギーの観点からも、ランドリールームは時代と共に要望が増えてきたわけです。
ちなみに、ランドリールームの大きさは3畳以上の広さがあれば使いやすいと思われます。
ただし、広く面積を取りすぎてLDKなど圧迫して逆に住まいにくくなってしまいます。(床面積が増えるのでコスト増になりやすい)
その他にもデメリットはあります。
湿気が出るので何かしら対策が必要(換気扇、窓の設置)。
使いやすさ(家事動線)を求めると配置の難しさが出ます。
世の中、家事を楽にしようとする動きはお家の間取り以外にも、家電や調理器具でもたくさんありますよね。
忙しい朝、疲れてヘトヘトな夜、休日は貴重な存在です。
少しでもストレスを無くして過ごしたいものです。
話を戻しますが、ランドリールームは全ての人に対して必要な部屋ではありませんので、
それぞれのライフスタイルに合わせてご相談をしていただければと思います。
設計 ヤマグチ