おかげさまで「なから創業115年」
しあわせや 田尻木材株式会社 四代目半の田尻でございます。
懐かしいですよね、トップ画。
こんにちは。
先日、業界最大手の新聞にインタビューをされました。
記者さんが弊社にいらっしゃって、なんやかんや、2時間ほど話してましたかね?
改めていろいろ聞かれることに答えると、
なんだか自分の考えが整理されるというか、
自分の立ち位置がより感じられるというか・・・
その新聞社さんの傾向なのかも知れませんが、
わりとハードというか、スペックというか、そっちに傾いてるんですよね。
モノの話、ってことです。
でも、それだけじゃダメだよね、みたいなことを記者さんも言いながら帰って行きました。
なんとなくそれを思い返したら私の中に浮かんできたことなんですが・・・
私の答えは、
衣食住、って昔から良く言いますけれど、
やっぱりこれらがちゃんと安定して満ち足りていることが、人として、家族としてのしあわせの基本なんだと思います。
例えば、災害とかで家が壊れたり、着るものがなかったりするニュースを見れば、
それらがとても大事だってことは感じますよね。
ちゃんと暮らせればいいじゃん。
いや、正直それでいいと思います。
新品じゃなくても、少々古くても、それはお金のかかり方とかが少し変わるだけで、
許容範囲内であれば別にいいのですよ。
家族がしあわせに暮らすために、生活を安定させるために家を手に入れる。
これが私の考える、家を手に入れる目的です。
とするなら、極論するとですけれど、そこに、家という「モノ」の話は直接関与しないような気がします。
ちゃんとそれなりに暖かくて(それは断熱等級が別に最高ランクじゃなくても)
しょっちゅう壊れたりしてなくて、雨風がちゃんとしのげれば、です。
意味、伝わりますでしょうか?
私が思ったこと。
高級レストランで出てくる料理と、家庭で作る料理。
料理としてのクオリティは、やっぱり高級レストランの方が上ですよね。
じゃあ、高級レストランに行ってご飯食べたら、必ず満足するでしょうか?
ご飯は美味しかった。
でもおもてなしがちょっとイマイチとか、
なんか対応が良くないなぁとか、
そういうことで満足しないことってあり得ますよね。
一方で、お家でつくる料理。
ちなみに私は母親がつくるけんちん汁が大好きですが、まぁ、料理としては誰でもつくれそうな部類ですよねぇ。
でも私はそれをお腹いっぱい食べると、しあわせを感じます。
ちょっと乱暴かも知れませんが、
料理としてのクオリティをムリヤリ比べるなら、高級レストランの方がモノが上ですよね。
でも、母親のけんちん汁の方がしあわせかもしれん(笑)
まずいご飯は嫌だ。
だけど、料理・・・
もちろんまずくちゃダメだけどね。
選ぶ方も、そのことは頭に入れておいた方が、私はいいんじゃないかなって気がしてます。
ということで、