おかげさまで創業115年
しあわせや 田尻木材株式会社 四代目半の田尻でございます。
こんにちは。
先日、家づくりをご検討中のお客様を、工事中の現場へご案内してきました。
現場に着いて、まず車を止めていただく。
そして最初にお伝えするのは、敷地に敷いてあるブルーシートの意味です。

ぶっちゃけ、私たちの仕事って、ご近所迷惑じゃないですか(汗)
工事の間に、私たちが道路をひどく汚して近隣の方の感情を害してしまったとしたら。
私たちは工事が終われば、そこから出ていっちゃうのでいいのですが、でも、そこに一生住むのはお施主様です。
お施主様のことを考えたら、迷惑をかけることは承知してますが、それでもできる限り周りにご迷惑をかけないように配慮したい。
そう思って、こんなブルーシートを敷いて、汚さないように努めています。完璧には出来ないんですけどね。
そして、現場の玄関ドアを開けます。
内側には、地鎮祭のときのお写真と、現場の職人さんたちへお施主様から贈られた色紙が貼ってあります。
なぜ、貼らせていただいているのか。
「この家は誰の家なのか。私たちは誰のために仕事をしているのか。誰のための家をつくっているのか」
それを、現場に入る人みんなが感じられるようにしたいからです。
顔が見えないと、現場というのは荒れます。
これはきれいごとで言っているのではなくて、私自身がサラリーマン時代に現場監督をしていたときの実感です。誰が住むのか分からない建物の現場では、正直なところ「まぁ、どうせ誰が住むか分からないんだから」という気持ちが、どこかに宿ってしまう。恥ずかしながら、その気持ちは私自身にもありました。
だから、お施主様のお顔を現場に掲示させていただいている。この家が完成するのを楽しみにして下さっている。
それがわかるだけでも、現場って士気が上がるし、職人さんって一層「頑張ろう」って思ってくれるものなんです。
そんなお話をしました。
そのあと、お打ち合わせが終わって、ご案内したお客様から言っていただいたこと。
「地元の工務店って、そういう気遣いをしてくださるんですね。すごくいいと思います」
ホント、うれしかったですね。
現場は、住む方の顔が見えているほうが、いい仕事になる。住宅会社は、いや、地元工務店であるなら、誰がお客様なのか。それを意識して家づくりをした方がいい。
だって、私たちはその街に住み続けているわけですから。
私はそう思っています。
ということで、
しあわせは、いつもの中にある。
しあわせやの田尻でした。

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写真や文章だけでは、伝えきれないことがあります。