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2023.06.22長野市でおしゃれな平屋を建てる!新築平屋のポイントと事例をご紹介

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Shiawaseya-長野市でおしゃれな平屋を建てる!新築平屋のポイントと事例をご紹介

近年、平屋の人気は高まっています。

シンプルな生活を好む方々や、階段の昇り降りが難しい高齢者、オープンな空間を好む方々も平屋を選んでいます。

さらに最近では、小さなお子様がいるご家族でも平屋を選択するケースが増えてきています。

 

今回の記事では、長野市で家づくりを検討されている方々に向け、平屋のメリットとデメリットを踏まえつつ、平屋を建てるのに抑えるべきポイントを解説していきます。

記事の最後には、長野のおしゃれな平屋の実例もご紹介していきます。

 

ぜひ、家づくりの参考にしてください。

目次

平屋の人気は急上昇中

下記のグラフからも平屋建ての人気が高まっていることが伺えます。これは、国土交通省の「建築着工統計調査」に基づいた全国のデータです。

 

年間で新築される平屋の数が右肩上がりで増えており、2011年の約28,000件から2022年には約57,000件へと跳ね上がり、おおよそ2倍の増加を見せています。

 

一方で、一戸建て全体の数はほぼ横ばいを保っています。これは、全国的に平屋に対する需要が増えていることを示しています。

居住専用住宅の建築棟数グラフ

出典:国土交通省「建築着工統計調査」を加工

平屋を建てるメリット

平屋人気が高まっているのは、①空間を最大限に活かせる、②倒壊のリスクが比較的低い、③生活動線がシンプルになる、④コミュニケーションがとりやすい、⑤メンテナンスコストが軽減できるという5つのメリットがあるためです。

 

ここからは、それぞれのメリットをご案内していきましょう。

 

平屋のメリット1・空間を最大限に活かせる

平屋のメリットの一つは、延床面積を最大限に活かせるというところです。

 

たとえば平屋には階段がないので、無駄のない効率的な間取りが可能です。階段に必要なのは約1坪、2階建てなら1階と2階あわせて階段に約4畳分のスペースを取られますが、平屋ならその部分を有効活用できます。

 

また、2階部分がないので、屋根を高く取れるのも平屋のメリットです。屋根を高くしたりして大空間のリビングにするととても開放的で、これは平屋の大きな魅力といえるでしょう。

平屋のメリット2・倒壊のリスクが比較的低い

平屋は、地震の際にも比較的安心感があります。

 

2階建てなど複数階層の建物は、重心が高くなるのがデメリットです。大きな地震に襲われた場合、揺れる幅が大きくなって倒壊するリスクが高まります。

 

対して平屋は高い位置に重量物がありません。重心が低くなり、揺れに強くなるメリットがあります。

 

平屋のメリット3・生活動線がシンプルになる

平屋のメリットは、家の中での移動距離が短く、生活動線がコンパクトに、シンプルになることです。

 

例えば、洗濯物を干すために2階に上がる必要がなく、掃除機を持って階段を上る必要もありません。生活動線がシンプルになることで、日々の家事が楽になります。

 

さらに、バリアフリーにしやすいため、高齢者や子供にもメリットがあります。年を重ねると階段での移動が困難になったり、場合によっては車いすを使うこともあるかもしれません。バリアフリー構造ではそういった心配が少なくなります。また、階段があると子どもの転落事故の心配も増えます。

 

生活動線がシンプルな平屋は、安全に対する心配が少ないと言えます。

 

平屋のメリット4・コミュニケーションがとりやすい

平屋では、家族が同じフロアで生活することもメリットと言えます。お互いの存在を感じやすくなり、コミュニケーションがスムーズになります。

 

子どもが成長すると外から帰ってきてそのまま2階の部屋に上がり、あまり出てこなくなることがよくありますが、平屋ではそのような心配がありません。

 

同じフロアで生活することで、目が行き届くのもメリットです。特に子どもが小さい場合、より安心して過ごすことができます。

平屋のメリット5・メンテナンスコストが安い

平屋の利点は、外壁や屋根のリフォームにおいてコストを抑えることができる点です。2階建てのメンテナンスと比較して、コストを節約できます。

 

外壁や屋根のメンテナンスは家を長持ちさせるために重要ですが、メンテナンス作業時には高所作業用の足場代が大きな負担となります。しかし、平屋の場合、2階建てほどの高さまで足場を組む必要がなく、コストを削減できます。

 

メンテナンスが必要になるのは1020年に一度ですので、場合によっては何度かそういう機会が訪れますが、その度にコストが軽減できるでしょう。

平屋のメリット:メンテナンスコストが安い

出典:しあわせや田尻木材の平屋施工事例

平屋のデメリットとは

平屋にはメリットがありますが、状況によってはデメリットになり得る要素もあります。構造的に外気温の影響を受けやすい、採光・通風が悪い家になる可能性がある、広い土地が必要になるケースもある、などです。

それぞれ、見ていきましょう。

平屋のデメリット1・外気温の影響を受けやすい

複数階層の家の場合、上階が太陽光の熱を遮るため、上層部分が太陽光による熱を遮断し、1階への熱の伝わりが緩和されます。しかし、平屋の場合、2階や3階がないため、太陽光の熱が直接居住スペースに伝わりやすくなります。

 

さらに、最近は地面からの照り返しによる熱も問題になっているので、しっかりと対策をしていないと、平屋は上からも下からも太陽熱を受け、サンドイッチ状態になる可能性もあります。

 

平屋を建てる際には長野市の気候をよく知っていて、断熱性・気密性に強みを持つ工務店を選んだ方が良いでしょう。

 

平屋のデメリット2・採光・通風が悪い家になり得る

平屋のデメリットの2つ目は、日当たりや風通しが悪くなることがある点です。

 

高い建物に囲まれるなどの状況である場合、工夫や対策が講じられていないと、平屋は暗く湿った空間になる可能性があります。

 

採光や通風を改善する方法には、建物をコの字型にしたり、中庭を設けたりするなどの間取りの工夫のほか、角地を選んで建てるなどがあります。経験豊富な工務店の提案力が求められます。

平屋のデメリット3・広い土地が必要になることも

平屋のデメリットの3つ目は、2階建てと同じ広さの延床面性が必要なら、単純計算で倍近い広さの土地が必要になるところです。

土地が広いと、当然土地の取得価格が高くなってしまいます。

そのため、コンパクトながらも快適な空間設計にしたり、庭と繋がっているように感じる構造にしたりして、土地を有効に活用していく工夫が必要です。

そういった提案ができる工務店を選びましょう。

長野市の地域属性とは

長野市で家づくりをするにあたって、気候などの地域的な特性で気を付けるべきものはあるのでしょうか。ここでは長野市の風土の特性を見ていきましょう。

寒暖差が激しい長野市の気候

長野市の気候特性を見ていきましょう。

長野市は長野盆地にあります。長野盆地は、大きな「日較差」と「年較差」を特徴とする典型的な内陸性気候で、「夏は暑く冬は寒い」という特徴があります。特に長野盆地から上田・佐久盆地にかけては、日本国内で北海道東部に次ぐ乾燥地域であり、年間降水量は約950mmとなっています。

引用:「長野広域連合A焼却施設建設事業に係る環境影響評価書について

 

また、隣県の県庁所在地と月別の平均気温(2021年)を比較すると、以下のグラフのようになります。長野市は、他の市よりも夏はやや涼しい気温で大きな差がありませんが、冬は明らかに低い気温になっています。

そのため、住まいにおいては断熱性・気密性を考慮した寒さ対策が重要になるでしょう。

県庁所在地別 月別平均気温

出典:気象庁「過去の気象データ

 

以下のグラフは、長野市の昭和初期からの年間降水量と年平均気温の推移です。

平均気温が年々上昇していることがわかります。

隣県の県庁所在地よりも涼しいとはいえ、この傾向を見ると、暑さ対策も重要と言えるでしょう。

長野市_年間降水量_年平均気温

出典:「第三次長野市環境基本計画(2022年4月)

こちらは、冬日、真冬日、夏日、真夏日、猛暑日の年間日数をグラフ化したものです。これを見ても、夏日(最高気温が25℃以上)の日数が増えてきているのが分かります。

長野市_年間気象日数

出典:「第三次長野市環境基本計画(2022年4月)

長野市の地価の推移

長野市の土地価格の推移を見ると、1990年代には大きく上昇していましたが、2000年代の中盤からほぼ横ばいに推移しています。

 

土地に関しては中心市街地とそれ以外で大きな差がありますが、コロナ渦を経ても時系列での大きな変化はないと言えるでしょう。

 

長野市の地価推移グラフ

出典:株式会社Land Price Japan土地代データ(長野市)」

長野で平屋を建てる際のポイント

標準仕様の断熱材

出典:しあわせや田尻木材「標準仕様

 

長野市で平屋を建てるポイントは、「盆地特有の大きな寒暖差の影響を受けにくい家」「採光や通風が十分な家」などに配慮するということになるでしょう。

そのための5つのポイントをみていきましょう。

長野市での平屋のポイント1・断熱性の高さにこだわる

長野市で平屋を建てる場合、高い断熱性を重視しましょう。盆地特有の寒暖差の影響を抑えることで、快適な生活と優れたエネルギー効率が実現できます。

断熱性を決定する要素には、使用される断熱材の質や厚さがあります。また、断熱材の施工方法も重要で、耐久性や隙間なく設置されるかどうかがポイントです。

 

これらの要素が反映されるのが「UA値」という建物の断熱性能を示す指標で、数値が低いほど断熱性が優れています。

 

例えば、しあわせや田尻木材では、断熱材のグラスウールを壁に100ミリ(実質105ミリ)、天井には300ミリとふんだんに使用しており、ZEH基準を大きく上回る性能を持ち、平均的な間取りで外皮性能UA=0.4台となっています(株式会社 矢野経済研究所調べ:2020年度)。

長野市での平屋のポイント2・気密性の高さにこだわる

長野市で平屋を建てる場合は、断熱性と同様に気密性も重要です。気密性の高い家は、快適な空気を維持しやすく、省エネ効果があります。気密性を向上させるためには、家の建築方法が重要です。

 

気密性は「C値」で表され、数値が低いほど性能が高いとされています。

 

例えば、しあわせや田尻木材の住宅の計測実績はC=0.50.8となっており、高気密高断熱住宅の基準として国際的に名高いカナダのR2000基準の0.9をも下回っています。

長野市での平屋のポイント3・窓の質にこだわる

長野市で平屋を建てるなら、断熱性に大きく影響する窓の質にもこだわりましょう。

 

大手サッシメーカーによると夏場は暑さの72%が窓から侵入し、冬場は暖かさの52%が窓から逃げていくとされています。場合によって窓は、壁や天井以上に断熱性に大きな影響を与えるのです。

 

樹脂製のサッシや、熱を遮断する複数枚のガラスがおすすめです。

長野市での平屋のポイント4・採光と通風にこだわる

長野市で平屋を建てるなら、日当たりや風通しにこだわりましょう。

日当たりや風通しは間取りや窓の高さ、作る位置などで調節できます。日当たりが良くなるよう、コの字型の建物にしたり、中庭のある間取りを採用したりするほか、高い位置に窓をもうけたり、風の入り口と出口に窓を作ったりする方法があります。

長野市での平屋のポイント5・長野市にある経験豊富な工務店を選ぶ

長野市で平屋を建てる際は、地元で経験豊富な工務店を選びましょう。長野市に詳しい工務店なら、地域の気候や風土に合った家を提案してくれるでしょう。

 

長野市の工務店・しあわせや田尻木材は平屋を数多く手掛けています。長野に合った家づくりの仕様は、こちらの「標準仕様」のページを参考にしてください

また、平屋専門ブランド「平屋住宅工房」は平屋を専門で取り扱っており、適切なご提案が可能です。

長野市など長野県内の平屋の施工事例をご紹介

ここからはしあわせや田尻木材が長野市で手掛けた平屋の事例を見ていきましょう。ぜひ、家づくりの参考にしてください。

こだわりを詰め込んだ素敵な大人の平屋(長野県長野市)

こだわりを詰め込んだ素敵な大人の平屋(長野県長野市)の外観

出典:しあわせや田尻木材「新築施工事例

 

広々としたリビングにはペレットストーブとシーリングファン。おしゃれなインテリアに見えますが、平屋に必要な高い断熱性・気密性をより活かす工夫でもあります。遠赤外線で温まった空気をシーリングファンで循環させる、居心地のよい冬がイメージできますね。

 

こだわりを詰め込んだ素敵な大人の平屋(長野県長野市)のリビング

出典:しあわせや田尻木材「新築施工事例

 

長野市の平屋の施工事例はこちらから

オリーブが揺れるナチュラルテイストな平屋(長野県長野市)

オリーブが揺れるナチュラルテイストな平屋(長野県長野市)の外観

出典:しあわせや田尻木材「新築施工事例

 

対面型のキッチンで効率的なクッキングを実現し、同時にリビングも見渡せるようになっています。平屋ならではのメリットを生かした造りということができるでしょう。光や風を取り入れるために、大きく取られた窓にも注目してください。

 

 

オリーブが揺れるナチュラルテイストな平屋(長野県長野市)のリビング

出典:しあわせや田尻木材「新築施工事例

 

長野市の平屋の施工事例はこちらから

子育て世代の大人カッコいい平屋(長野県長野市)

子育て世代の大人カッコいい平屋(長野県長野市)の外観

出典:しあわせや田尻木材「新築施工事例

 

平屋の利点を活かし、13.5kWの太陽光パネルを屋根に設置してエコな住環境を実現します。また、庭には雨や雪の日でも便利な2台分のカーポートを設置し、車の保護にも配慮しています。

 

リビングダイニングキッチン(LDK)は、グレーを基調とした落ち着いた大人の雰囲気が漂うインテリアでまとめられており、居心地の良い空間が広がります。キッチン前に設置されたカウンターテーブルは、朝食やお子様の勉強スペースとしても活用できる便利なデザインです。

 

子育て世代の大人カッコいい平屋(長野県長野市)の内装

出典:しあわせや田尻木材「新築施工事例

 

長野市の平屋の施工事例はこちらから

お家図書館のある平屋(長野県千曲市)

お家図書館のある平屋(長野県千曲市)のロフト

出典:しあわせや田尻木材「新築施工事例

 

1階ですべて完結する暮らしが魅力の平屋ですが、ご家族のご要望だったのは「お家図書館」。

階段で上った先は本棚いっぱいのロフトスペース。カウンターで本を読む時間は至福のひとときに。

 

お家図書館のある平屋(長野県千曲市)のリビング

出典:しあわせや田尻木材「新築施工事例

 

長野の平屋の施工事例はこちらから

高い勾配天井が開放的なLDKの平屋

高い勾配天井が開放的なLDKの平屋の外観

出典:平屋住宅工房「施工事例

 

個性的な屋根の形をリビングの天井に反映できるのも、平屋の大きな魅力の一つです。

斜めに傾斜した天井と、あらわしになった梁が印象的な平屋です。空気を循環させるためのシーリングファンや、採光のために取り付けられた高窓は、機能性とデザイン性を両立させています。

 

高い勾配天井が開放的なLDKの平屋の内装

出典:平屋住宅工房「施工事例

まとめ

今回の記事では、長野市で家づくりをお考えの方に平屋の特徴やメリット・デメリット、そして実際の施工事例をご紹介してきました。

平屋を建てる際には、地域の特性や平屋のメリットを考慮して建ててくれるハウスメーカーや工務店を選ぶことが大切です。

しあわせや田尻木材は、長野市はじめ、長野県において平屋建築に実績が多数あり、お客様の家族構成やライフスタイルに合った最適なプランをご提案しています。長野で家づくりを検討している方は、お気軽にご相談ください。

 

 

住まいに関する情報

林野庁:「木材・木造建築物関係のハンドブック」の情報

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